紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
私は26日、札幌市に出かけました。肌寒い朝でしたが、出遅れを挽回して逆転勝利をめざす熱気あふれる第一声になりました。
「いのち・くらしが一番」の人は40年間、医療・介護の現場で働いた方。NPOの事務局長として労働災害や職業病など働く者の苦しみに寄り添い解決に尽力したエキスパート。この実績があるからこそ、「何よりいのち・くらしが第一の市政」、「憲法を生かした札幌市政」に変えることが出来ます。
大きな争点は2030年の冬期オリパラ招致の是非。6割の市民が反対しているのに、現職は招致を掲げ、札幌市議会は住民投票を求める請願を不採択にし、党市議団が提出した住民投票条例も否決しました。大会経費増、談合疑惑に染まった東京オリパラから何を学んだのでしょうか。住民の声が生かされる市政に、変える時です。
1992年の札幌市「平和都市宣言」をあらためて読みました。「戦争のない平和な世界を築くことは人類共通の願いです。平和に対する脅威、特に核兵器の脅威から、人類は今なお自由ではありません。私たちは戦争こそ地球環境を破壊する最大のものであり、平和にまさる市民福祉はないとの考えのもとに人類がひとしく平和のうちに暮らせる世界が実現されることを願っています(略)」と。岸田政権の「戦争する国」づくりにノーの声をあげるたたかいにしましょう。