2023年3月11日土曜日

広がる連帯に 心に栄養

 


 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

3月は1日がビキニデー、8日が国際女性デーと続きます。 北海道は4日に一足早く国際女性デー全道集会が開かれ、会場いっぱいに集いました。雪解けが進みつつ、まだ肌寒い札幌の街。オープニングはジャズとギターのセッションで始まり、おしゃれで軽やかな演奏に魅了されました。
 100年を刻む女性デーの歴史にふれ、講演と各地の活動の交流を聞きながら、連帯を広げ心の栄養を広げる集会になりました。
 女性デーは、190838日にアメリカニューヨークで女性労働者が女性参政権を求めたデモが始まりです。10年にはデンマークで開催された国際社会主義女性会議で国際連帯が提唱され各国に広がりました。国連は1975年に初めて国際女性デーに取り組みました。 バトンをつないでいる皆さんに心から敬意を表します。
 大軍拡・大増税路線を進める岸田政権に、「軍拡よりも暮らしを守れ」の声を突きつけようと、今年は「つくろう!憲法が輝く社会を」「実現しよう!ジェンダー平等の社会を」「広げよう!命とくらし平和を守る女性この共同を」がスローガンに。今にぴったりです。
 311日は東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から12年。あの震災と事故によって、多くのいのちが奪われ、いまだにふるさとに帰れない人々がいる。必死の努力でやっと水揚げできるようになった漁業者との約束もほごにして汚染水の海洋放出は、絶対許せません。福島を忘れるな!


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