紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
統一地方選挙が終わりました。東京の江東区と杉並区に入った後、16日は苫小牧市と恵庭市、22日は帯広市、士幌町、音更町に入りました。東京と打って変わって北海道は肌寒く、雨や、強風の中で集まってくださった後援会の皆さん、ご近所の皆さんの姿には頭が下がりました。
地域ごとに事情が違いますので、議員団の実績や値打ちをおさえて、押し出しポイントを考えながら訴えましたが、あらためて実績や候補者の皆さんの人柄を知ると、思わず胸が熱くなります。
苫小牧では、早く親を亡くし弟たちと生きたなかで、「誰もが人として尊重される社会をつくろう!」「希望を捨てなくてもいい社会をつくるために政治を変えよう!」と訴える姿に感銘しました。恵庭市は前回、共倒れで空白になったけれど市議会を毎回傍聴。そのなかで、コロナ禍に住民の切実な声に応えない市議会を見て、市民の声が届く市政を市民と一緒につくりたいと思いを込めて訴えていました。
帯広市でも市民とともに、子どもの貧困打開へ、憲法に依拠し、「義務教育は無償とする」就学援助や子どもの医療費と、学校給食の無償化を訴えていました。音更町では、酪農家が搾った生乳を捨てたり牛を淘汰しなくてもいい農政にしたいとの訴えなど、身近な政治から国政まで、政治を変える力強さは日本共産党ならではです。