畠山 和也 元衆議院議員
「かけある記」
先週、紙智子・岩渕友の両参議院議員と十五団体をまわり、実態や要望をうかがいました。民青同盟のみなさんとの街頭宣伝ではシール投票ボードを使って、青年との対話がはずみました。「岸田首相がひどいっすよ」と語る高校生もいました。
物価高騰には手を打たず、人権無視の政治への不満も強い。マイナカード強制と健康保険証の廃止については話が止まりません。「病状や障害の程度など、人に知られたくない情報がある。情報漏洩(ろうえい)が怖い」という、障害のある方の言葉を重く受け止めました。命や健康、人権にかかわる大問題なのです。
病院の側からも「高齢者や障害者でうまく顔認証ができない人がいて、そのたびに職員が行く。はっきり言って、マイナ保険証は診療のジャマ」「機械の導入だけでなく、その後の更新費用もかかる。そのうえ情報のセキュリティ対策も病院の責任でと通知が来た」と不満が続々。政府の無責任さと現場への押しつけのひどさが、よくわかりました。
新型コロナの感染は続き、その対策費のうえに電気料金の値上げなどで、病院や介護事業所から「このままでは続けられない」と悲鳴があがっています。コロナ禍からの緊張や疲労などから、退職する医師や看護師も増えているといいます。くらしを犠牲に軍事費を増やしている場合かと、あらためて腹立たしく思いました。
高校生が言う「岸田首相がひどいっすよ」は、世代を超えた共通の思い。いっしょに力をあわせましょう。
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