2024年11月13日水曜日

国民要求の実現へ

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


いま11日の朝。これから特別国会が始まります。政府が外交日程を優先したため、会期は4日間だけです。

 自公政権は総選挙で、裏金問題や統一協会との癒着、経済無策に国民の厳しい審判を受けましたが、継続する見込みです。6月に通常国会が閉会された後、自民党の総裁選挙や立憲民主党の代表選挙が続きました。石破茂新政権が10月すぐに衆議院を解散し総選挙になったため、国民の暮らしにかかわる課題が横に置かれ、まったく審議されないまま半年が過ぎました。

 日本共産党は総選挙で下された国民の民意に基づき、きちんと会期を確保し十分な審議をするように求め、選挙で国民に訴えてきた公約を実現するため、取り組みを始めています。

 さっそく、新しく衆議院議員になった田村智子委員長、辰巳孝太郎さん、堀川朗子(あきこ)さん、大門実紀史参議院議員とともに選択的夫婦別姓の制度導入へ向け、党議員団の勉強会を行いました。

 国連の女性差別撤廃委員会が開かれたジュネーブで選択的夫婦別姓についてロビー活動をしてきた「一般社団法人の「あすには」の井田奈穂代表理事を講師に招き、日本政府への4回目の勧告が出された背景や、実現するために必要な取り組みについて学びました。

 8日には、日々谷野外音楽堂で全日本年金者組合、全労連などが物価高騰と生活苦に「もう黙っていられない」と集会とパレードを行いました。農業・漁業の課題は山積しています。国民要求を1つ1つ前進させ、実らせていくために力を尽くします。


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