畠山 和也 元衆議院議員
「国会かけある記」
日本共産党は五月に、提言「子どもの権利を尊重し、子どもも親も安心できる支援を 過度の競争と管理をやめ、子どもを人間として大切にする学校を」を発表しました。北海道の小中学校でも、この十年間で不登校が約3倍に増えており、子を持つ親である私にとっても他人事ではありません。
道委員会として、提言をまとめた藤森毅・党中央文教委員会責任者を招いた「不登校を考えるつどい」を開きます。「親の会」からの発言もいただきます。十二月六日(土)午後一時三十分?、会場は道高教組センター(札幌市)です。オンライン視聴もできますので、最寄りの党地区委員会などにお問い合わせください。
学校へ行けない自分を責めてしまうーー心に何らかの傷を負ったため行けないところへ、登校強制・登校刺激でさらに苦しんだという、実際の話を聞きました。保護者も「甘やかせて育てたからではないか」などと言われ、誰にも話せなくなったといいます。だから「子どもも親も安心できる支援」が必要なのです。
学校カリキュラムにこだわらない支援をしている、知人の施設を訪ねました。彼が心配なのは「家計への支援がなかったら生活できない」と、子どものために親(多くは女性)が休職・離職せざるを得ない現状です。施設などへ通えない家庭も、多くあるはずです。
安倍政権のころから明らかに、学校への競争と管理が強まりました。子どもが安心して成長できる社会へ、私も力を尽くしていきたい。

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