2017年6月14日水曜日

ジャガイモに込める思い


畠山和也 衆院議員
「国会かけある記」

 この原稿を書いている時点では、国会会期末まで残り
一週間。国会内外の奮闘で「共謀罪」法案を廃案にする
ため、私も最後まで力を尽くします。
 ある与党議員とエレベーターでバッタリ。話題は
加計学園疑惑。「地元で支持者から『安倍さんも、
もう少しまるく話ができないものか』と言われたよ」
とのこと。首相が話を「まるく」収めることなど想像
できませんが、まともに答弁していない首相の姿勢は
見透かされているんですね。
 北見市での演説会後、農家のみなさんと懇談する機会がありました。
シロシストセンチュウというジャガイモに付着する線虫被害が周辺であり、
その影響で生食ジャガイモが作付けできないことについての要望です。
国や道からは「加工用として出荷を」と言われるものの、生食用と加工用では
価格差が大きく、かつ種イモも確保しているので何とか補償ができないか、
というもの。
 これまでもシロシスト対策は農水省へ要望してきましたが、あらためて
翌日に農水省職員と話し合いました。一時間後、その職員から「私か上司か、
どちらか現場へ行きます」と電話がありました。何とか良い方向へ進んで
ほしいし、少しでも現場の力になれるかなとホッとしました。
 今日は冷たい雨が降っています。連続して北海道を襲った昨年の台風で、
畑から流れ出したタマネギやジャガイモを思い出しました。今年は無事に収穫
できるだろうか。政治は何ができるんだろうと考える毎日です。