2017年12月22日金曜日
国民の苦悩見えない安倍政権にノー
紙 智子 参院議員
「国会かけある記」
特別国会が終わりました。「丁寧に」「謙虚に」と言う
安倍総理の言葉の軽さ。森友・加計問題で、言い逃れる
ばかりで疑惑が深まるばかりでした。
国民の苦悩も見えない安倍総理。農業においては、来年度
から米の直接支払交付金の廃止(戸別所得補償の廃止)で
どれだけ生産者の所得が減るのか、歯止めなき自由化路線
が、どれだけ農業・地域経済の打撃になるのかを見ない。
北海道での実弾演習もひどい。防衛省に対し畠山和也
前衆議院議員と、11月27日から12月5日にかけて
行われていた別海町矢臼別演習場での沖縄駐留米海兵隊の実弾射撃訓練について、
中止を求めました。「沖縄の負担軽減のために全国5ヵ所に分散してやる、訓練は
沖縄の訓練と同質同量」「酪農地域なので早朝と夜間はひかえる」と受け入れ自治
体に約束していたのに、夜間訓練はやる、SACO合意になかった小火器実弾訓練
はやる、残虐兵器の白リン弾も使うなど、なし崩し的に拡大していると抗議しました。
沖縄の負担軽減と言いながら、オスプレイの配備や相次ぐ事故など、沖縄の負担
は拡大しています。基地があるから繰り返される、この上さらに軍事力強化、憲法
9条まで変えようとする安倍政権にノーの声を突きつけましょう!
直近の世論調査でも「来年の通常国会で改憲発議に賛成は20.9%、反対は
68.4%と示されています。「安倍9条改憲ノー!」の3000署名を広げ
に広げ、断念させましょう!
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