2018年5月9日水曜日

終止符を安倍政権に


紙智子 参院議員
「国会かけある記」

 5月1日のメーデー、いつもなら少し肌寒く桜もようやく
咲きはじめる頃ですが、今年は満開の桜の下をデモ行進しま
した。長く雪に閉ざされ、今か今かと待ちかねていたよう
に、すべての芽吹きが一斉に始まる北海道の春。本州では、
2月に梅が3月に桜が、という順番ですが、北海道は違い
ます。今年は桜よりも梅のほうが後になりました。
こぶしの花も今咲いています。生命の爆発的なエネルギー
を感じます。
 メーデーが終わると高知に飛び「森林管理法案」
について関係者と懇談しました。小規模林業が外されるのではないかと言う不安
とともに、木に対する情熱を感じました。
 3日の憲法記念日は、大通り公園で行われた市民と野党の合同集会に参加しま
した。森友・加計疑惑に、公文書改ざん、財務省官僚が2人も辞任に追い込まれ
ても、財務大臣の責任は問われず。民主主義とはほど遠い政権運営、本来なら
内閣総辞職にあたいするところです。国民の支持率が急落しても安倍総理が政権に
しがみつくのは、憲法9条改憲への異常な執着心からです。昨年の憲法記念日に、
「2020年を新しい憲法が施行できる年にしたい」と発言し、今年3月の自民党
大会で「いよいよ憲法改正の時が来た、自衛隊の違憲論争に終止符を打つ」と
言っています。
 盗聴法、秘密保護法、共謀罪法と、国民の目と耳と口をふさぐ弾圧法を強行して
きた安倍政権。終止符を打つべきは安倍政権です。緊張感が走る連休明けです。