2018年5月2日水曜日
共闘広げ安倍政権退陣へ
岩渕友 参院議員
「国民の願いを胸に」
「安倍政権はいつやめるのか。どれか一つでも総辞職しな
くちゃいけない問題ばかりじゃないか」-街頭宣伝でこう声
をかけられました。隠ぺい、改ざん、ねつ造、圧力、セクハ
ラなど、安倍政権のもとで次つぎ出てくる大問題に国民の
みなさんの怒りが広がっていることを感じます。
野党6党は与党に、麻生財務大臣の辞任、総理秘書官だった
柳瀬氏の証人喚問など4項目の要求を突きつけていますが、
ゼロ回答のまま。審議の前提を壊しているのは与党です。
ところが野党抜きで審議し、「働き方改革」法案まで
進めようとしています。「働き方改革」は裁量労働制の拡大をめぐってデータの
ねつ造が行われ、この部分が削除されましたが、長時間労働を加速させる高度プロ
フェッショナル制度や、過労死ライン超えの時間外労働を認める「働かせ方改悪
法案」です。
野党6党は一致結束し、国会内での合同決起集会を何度も開き、森友、加計、
セクハラなど、野党合同ヒアリングは70回を超えました。これまでにはなかった
ことです。
野党がここまで結束することを想定していなかったのか、与党はすっかり元気が
ありません。自民党幹部からも「麻生大臣辞任も一つの選択肢」という言葉が飛び
出しています。野党を後押ししているのは国民のみなさんです。市民と野党の共闘
を広げて安倍政権を退陣へ。私も頑張ります!
(しんぶん赤旗 2018.4.28掲載)