岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」
東京電力福島第一原発事故により発生した汚染水の取扱いをめぐって、13日にも海洋放出決定かという事態をうけ、9日の参院復興特別委員会で紙智子議員が復興大臣に撤回を迫り、10日には私も高橋千鶴子衆院議員と福島県いわき市の漁業者を訪ねました。
漁業者は原発事故後から試験操業を重ね、ようやく全ての魚種の出荷制限が解除され、4月から本格操業にむけて動き始めたところです。「なぜこのタイミングなのか」という怒り、「原発事故のあと漁に出ることができず、がれきの撤去をやっている間に少なくない後継ぎが漁業を離れた。二人の息子が継いでくれることになり、漁のやり方を教えているところなのに」「海洋放出は傷口に塩をぬるようなもの。東京電力は賠償するというけれど、魚をとってこその漁師」と実態や思いが次々出されました。
政府は、関係者の理解、国民への情報発信と言いますが、この間、基準値を超える魚が出たにも関わらず、原因の解明や説明は行われていません。東京電力はトラブルが相次いでいます。国も東京電力も信用できない状態が続いています。
この問題は福島だけにとどまりません。海洋放出に反対する声が多数となるなか、決定が強行されることは民主主義を壊すものでもあり認められません。現場や国民の声を聞かずに新たな被害を押し付ける政権は変えるしかありません。
政権交代への第一歩として、衆議院北海道2区補選の勝利のために頑張ります。
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