2022年10月15日土曜日

胸うつ生産者の苦闘



 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

 和歌山県南紀白浜へ飛び「農業と未来を考える」集いに参加しました。

 定数2の県議選挙で、高田由一県議の再選をと力が入ります。コロナ感染症対策をとりながら会場は参加者でいっぱいに。高田県議は、県議会で和歌山の食料自給率の向上めざして地場産の多種多様な作物を活用し持続可能な農業を提案したと報告しました。

 わが町で「子どもたちに安全でおいしい給食を」と、自ら有機栽培で小麦作りに挑戦する女性や学校給食を無償にした町の取り組みの報告に激励の拍手。地域の自主的な運動を発展させながら、政治・行政を変える経験が交流されました。

 つどいを前に畳屋さん、イ草農家、漁師と懇談しました。白浜の畳屋さんは、イ草を育て地産地消の畳をつくろうと企画。畳の独特の香り、豊富な繊維、落ち着いた色合いに魅力を感じ、イ草産地の熊本から学び、支援を受けながら、紀州産の畳を地元の旅館等にと挑戦。イ草を育てる生産者、畳をつくる職人、使ってくれるお客さんを思いうかべて、悪戦苦闘し取り組む姿に胸を動かされました。

 漁業の町すさみ町では、全国漁民連のつどいで一緒になった町長さんが声をかけてくれ、集まって下さいました。カツオはコロナ前のキロ2000円が、コロナ禍の需要減で10分の1に。沖でまき網が魚をとってしまい浜にこない。魚は少なく、魚価は安い、燃料代は高い、の三重苦。国、地方から暮らし応援の政治へ頑張りたいと思います。

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