岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」
参議院には3年かけて一つのテーマを深堀りする「調査会」というものがあります。私は今期から「外交・安全保障に関する調査会」に所属をしています。テーマに沿って参考人の方々に意見を述べてもらい質問をします。
2月から早速調査会がスタートしています。「戦争防止のための要件」をテーマにした会に、参考人として元海上自衛隊の自衛艦隊司令官の香田洋二さんが来られました。「しんぶん赤旗」の新春インタビューで志位さんがその発言を紹介している方です。昨年末に安保3文書が閣議決定された後、朝日新聞に「防衛費増額への警鐘身の丈を超えている」というインタビューが掲載されています。私が「身の丈を超えている」とはどういうことか?と質問すると、「軍拡や防衛費の増額は必要だ」とした上で、「老齢化社会を迎える中で、日本の経済力、技術力、社会構造を考えたときに、ちょっと度を超えているんじゃないか。防衛省がやろうとしているミサイル開発が日本でできるのか。国を守ろうとして社会の体力を奪ってしまうのではないか」というのです。
さらに、衆議院予算委員会で岸田首相が敵基地攻撃能力などについて質問されても、「手の内を明らかにする説明は控える」と言ってまともに答弁しなかったことについて、何度も苦言を呈したことも印象的でした。
立場が違っても岸田政権による大軍拡ストップ!で多くの方々と力を合わせていけると感じています。
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