岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」
東京電力福島第一原発事故によって発生した汚染水の海洋放出をめぐって、岸田首相が福島第一原発を視察し、全漁連との面会の後、関係閣僚会議で放出時期を決定すると報道されています。政府と東京電力は、2015年に福島県の漁業者と「関係者の理解なしにはいかなる処分もしない。タンク保管を継続する」と約束し、漁業者は「反対」の意思を示し続けています。ところが、政府は放出の時期をこの夏頃とした方針を変えようとしません。
これをうけて海洋放出に反対する怒りの行動が、国会でも連日のように行われています。この問題は漁業者だけ、福島県だけ、日本だけの問題ではありません。政府は、「約束は守る」と繰り返しますが、「やめる」とは言いません。「丁寧に説明を続ける」と言いますが、「政府の説明は不十分」は7~8割にのぼっています。政府は、海洋放出以外の方法へとすぐにでも舵を切ることです。
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