岩渕 友 参議院議員
「国民の願いを胸に」
岸田政権は24日、東京電力福島第1原発事故によって発生した汚染水(アルプス処理水)の海洋放出を強行しました。断固抗議し、放出中止を強く求めます。
放出の強行は、政府が福島県の漁業者と行った、「関係者の理解なしにはいかなる処分もしない」という約束を破るものです。 岸田首相は全漁連との面会で、今後数十年続く放出について責任を持って対応する」と言いましたが、約束を守れない総理の言葉をどうして信じることができるでしょうか。
「復興のため」と言いますが、廃炉は思うように進んでいません。 避難指示を解除すれば、海洋放出すれば、復興が進むわけではありません。 被害者が生活と生業(なりわい) を再建するには時間がかかります。政府と東京電力はそれだけ深刻な事故を起こしたのです。
ところが、岸田政権は先の国会で、事故も被害も終わっていないのに、原発回帰へと舵(かじ)を切りました。老朽原発も稼働できるようにし、新しい原発をつくることまで決めました。こうした流れのなかに今回の海洋放出はあると思います。
ふくしま復興共同センタが呼びかけたネット署名は短期間で6万人分を超えました。それだけ国民的な怒りが広がっているからだと思います。
県議選、県知事選をたた岩手でも怒りの声があがっています。国民の声を聞かず暴走する岸田政権に審判をくだそうではありませんか。
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