紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
確定申告で真面目に税金を納める国民をよそ目に、裏金を懐に入れる自民党議員。誰が、いつから、何の目的で裏金をつくったのかと聞いても「知らぬ存ぜぬ」で済まそうとする。「こんなこと許せない!」と国民の怒りが湧き上がり、やっと自民党も「政治倫理審査会」の開催を受け入れました。
ところが日程が決まったら、今度は「テレビはいやだ。出ない」と逃げる。このままでは年度内に予算が成立しないと焦った岸田総理が自ら「政治倫理審査会」に出ると勇んだそぶりをみせたものの、何を聞かれても、自民党の聞き取り調査をなぞるだけ。疑惑は深まるばかりです。
安倍派事務総長だった西村前経済産業相と松野前官房長官、塩谷元総務会長、高木前国対委員長が出席しましたが、口裏を合わせたように「一切関与はない」と全容解明に背を向けました。普通行わない土曜日に国会を開いて、予算案の採決を数の力で強行。岸田政権の危険な姿をあらわにしました。
週明けから予算委員会の舞台は参議院に移りました。裏金疑惑はもちろん、国民の暮らしを切り捨てる一方、震災復興予算まで削って大軍拡にまわす予算案など許すことはできないという国民の世論と運動を広げて、岸田政権を追い詰めましょう。
能登半島地震から2ヶ月が過ぎても、未だ生業の被災状況など全容が把握されていない現状があります。被災者の目線から何に力を入れる必要があるのか、直接把握して参議院での論戦に生かしたい。
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