畠山 和也 元衆議院議員
「かけある記」
会議での上京にあわせて、久しぶりに国会へ。紙智子参議院議員の秘書にセットしてもらい、国家安全保障局などから「特定利用空港・港湾」の概要について説明を受けました。
自衛隊・海上保安庁が「平素から必要な空港・港湾を円滑に利用できる」ようにと、今月一日に全国16施設を閣議決定にて指定しました。北海道は5港湾(石狩湾新・苫小牧・釧路・室蘭・留萌)が対象です。
今でも自衛隊などは手続きを踏んで利用しているのに、なぜ「特定利用」と位置づけるのか、問うなかでわかったのは、武力攻撃事態等の有事においては港湾を活用できる(「特定公共施設利用法」)のですが、そのためにも平素からの調整が必要になるという点。つまり、有事の際の特定港湾になりうるのです。
その点を厳しくただすと、「有事だけでなく災害へも対応できる」など言い繕うのですが、要は「戦争する国づくり」の一環ではないのか。それが閣議決定だけで決められ、さも当然であるかのような官僚の発言に危機感を強めました。
党議員は地方議会・管理組合議会で厳しく指摘し、室蘭では市への要請もおこないます。そもそも裏金にまみれた自民党、岸田政権の大軍拡など許せません。「北海道を戦争拠点にするな」の声を、ひときわ大きくしていきましょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿