岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」
10月半ばに十勝にうかがったときはジャケットでも大丈夫でしたが、道内に雪が降ったというニュースをみると、あっという間に冬が近づいているのだと感じます。東京では10月に30度超え。地球の気温上昇は、災害の原因となり、農業や漁業にも大きな打撃となっています。気候危機の対策は待ったなしです。
エネルギー基本計画の改定が進められていますが、政府は気候危機、電気の安定供給を口実に、原発推進、新増設まで言い出しています。それを強く要望し、石炭火力にもしがみついているのが財界であり、大手電力会社です。一番の気候危機対策は省エネを思い切って広げ、地域と共生する再生可能エネルギーを増やすことです。泊原発は廃炉にという声を大きく広げたいと思います。
街頭から訴えていると、足を止めてじっと話を聞いてくれる方がどこでもいます。お話をきくと、自分の願いを誰に託したらいいのか模索していると感じます。くらしでも外交でも、思いは同じだけれど本当に実現できるのか。実現できると伝えること、多くの方と出会うことって大切だなあと思います。
シール投票をしていると、「賃金を上げる、労働時間を短くする」という項目に貼る学生さんが多い。ヨーロッパでは午後4時には仕事が終わる国もあると紹介すると、みんな驚きます。賃上げと一体に、労働時間を短くして自由な時間を増やす。あらゆる世代の願いです。その実現のためにみなさんと力を合わせたい。
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