2024年12月21日土曜日

農政から政治の本質へ

 


 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

9日、石破政権は来議院を解散しました。15日公示、27日投開票となります。裏金問題でも統一協会との癒着でもまったく真相の解明もなし。石破茂総理は、国民に判断材料を提供すると言いながら、手のひらを返してたった9日間で解散です。「党利党略、裏金かくし解散」です。お金で政治をゆがめて何の反省もない自公政権に対して、日本共産党の勝利で厳しい審判を下しましょう。

9日の国会議員団総会では、田村智子委員長から「新しい希望の政治を開く確かな道を訴え、躍進を勝ちとろう」と力強い訴えがありました。今回で退任する笠井亮、穀田恵二両議員があいさつ。笠井さんは「被爆2世として一貫して核兵器廃絶に取り組み、核兵器禁止条約の誕生に立ち会えた。共産党ならではの活動ができた」、穀田さんは「志位議長とともに93年に当選し政治改革に取り組み、阪神・淡路大震災では現場に駆けつけ、初めて個人補償を提起し今日の被災者生活再建支援法に実った」と語り、それぞれ「国民の苦難あるところ日本共産党あり」の原点に立って、豊かに発展させてきたと実感しました。唯一の小選挙区で議席を獲得してきた沖縄1区の赤嶺政賢さんが、「オール沖縄」候補者の一人として、困難を乗り越えて必ず勝ち抜いて戻ってくると決意を表明しました。

日本共産党の候補者は希望の光となる宝の議席です。比例代表を軸に、かけがえのない議席獲得へ私も全力を尽くす決意です。

2024年12月18日水曜日

農業、食料にこそ予算を

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


「令和のコメ騒動」と呼ばれたコメ不足問題をテーマにした勉強会が各地で行われています。12月8日は札幌市東区の革新懇、15日には秋田県委員会が主催で行いました。

 主食である米が店頭から消えた衝撃は大きく、「なぜそうなったのか」「今後は大丈夫なのか」と疑問が出されました。コメ不足は、米の生産抑制や低価格政策をとってきた自民党政治に原因があります。総選挙で与党は過半数割れしました。「軍事ではなく農業、食料にこそ予算を増やせ」との声があがりました。

 1210日は、クビアカツヤカミキリ被害が深刻な広がりを見せている和歌山県に行きました。カミキリ虫の一種で外来種。もも、すもも、うめ、さくらなどバラ科の樹木に産卵し、幼虫が樹木の内部を食い荒らし、木を枯らしてしまいます。

 ある桃農家は、2022年に4~5本でクビアカが発生、去年一気に40本にも広がり、今年も20本と桃園の8割が被害に、収入は激減し大赤字です。このままでは廃業に追い込まれ、県特産の梅に広がれば大変だと危機感を持って訴えます。桜の木の被害も深刻で、廃校になった校庭の桜の木も全滅状態で、花見の桜にも被害が広がっています。和歌山県の果樹試験場かき・もも研究所を訪ね、防除対策や防除技術の状況を聞くと、早期発見、早期対策(駆除)が必要だと言います。対岸の火とせず、危機感を共有し、対策を急ぐことが必要です。


2024年12月14日土曜日

比例5議席へ新たな決意で

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


来年の参院選比例候補と発表されて半月が過ぎました。昨日から、北海道・東北と同じく活動地域になった北関東もまわっています。必ず比例5議席を勝ち取って、私も今度こそ国政へとの決意です。北海道・東北のみなさん、あらためてよろしくお願いします。

先週は東北6県を一巡し、先日は生まれ故郷の石巻市と女川町へ。三浦一敏

・宮城県議団長の案内で漁業者との懇談では、高い海水温の影響と思われるカキ

の生育不良、ギンザケ稚魚の斃死(へいし)など切実な現状が次々と出されます。

主力のホヤも深刻な被害に襲われ、「原発事故以前に戻してほしい」との声も。輸出先だった韓国での禁輸が続き、東電の賠償も昨年で切れた中での被害といいます。高い海水温とあわせ、漁業者の自己責任で済ませられない。国の役割を求めていきたい。

高野博・元女川町議からは、再稼働された女川原発の問題点も詳しく聞きました。福島第1原発も事故収東の見通しは立たず、今も多くの方が避難を余儀なくされています。原発新増設を進める石破・自公政権に正面から立ち向かいたい。

北海道では、日本被団協のノーベル平和賞受賞にあわせた道原水協の宣伝にも参加しました。核廃絶へと世界は動いているのに、日本政府は核抑止力の依存で変わらないまま。被爆者の願いに背を向け続ける政治を、今度こそ変えたい。

衆議院での変化を、今度は参議院で。ご支援をお広げください。

 

 


2024年12月11日水曜日

参院比例5人全員勝利へ

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


来年の参議院選挙、紙智子さんが勇退し、はたやま和也さんが立候補を決意しました。大歓迎です!!はたやまさんはじめ5人全員の勝利にむけて力を尽くしたいと思います。

 比例予定候補5人が揃って11月29日、東京・有楽町で街頭演説をするということで、これは応援に行かなくてはと、仁比聡平さん、山添拓さんと駆けつけました。

 みなさんが、自分の原点、現場で聴き感じたこと、政治を変えたい思いをそれぞれ語り、胸に響きました。事前の打ち合わせはなしとのことでしたが話す内容は重ならず、すでにチームワーク抜群です。動画がアップされているので一人でも多くの方に、ぜひ見ていただけたらと思います。

 はたやまさんの活動範囲が東北、北関東にまで広がり、この週末、はたやまさんは東北へ。どこでも歓迎されています。

 私も宮城で教員たちの集まりでお話する機会があったので、はたやまさんが宮城県の出身、中学校の教諭だったと紹介。「今度はたやまさんを呼ぼう」と盛り上がりました。

 集まりでは、「子どもたちともっと話す時間がとれればすぐに解決できる問題もあるのにそれができない」「病気のときくらい安心して休みたい」「男性も育休をとるようになってよかったが、喜べない実態がある」など、「先生をもっと増やしてほしい」「業務を減らしてほしい」という訴えが次々出されました。この、教員の共通の願いをはたやまさんとともに届けていきます。

2024年12月7日土曜日

国会の変化もっと前へ

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」

石破政権のもとでの本格的な論戦が始まりました。答弁を聞いた率直な感想はこれまでと変わらないということ。裏金事件の反省もなく、今国会の大焦点である政治改革では、企業・団体献金の禁止にいっさい触れていません。参議院の政治倫理審査会では、出席を求めても応じてこなかった27人の裏金議員が突然出席の意向を示しました。ところが今回、公開の意思を示しているのはわずか3人。公開の場で真相を明らかにするべきです。

一方で変化も起きています。代表質問では、選択的夫婦別雄の実現を求める質問が相次ぎました。日本共産党は来議院で田村智子さん、参議では立憲民主党、そして公明党も時間をとって質問し、共産党席からも拍手がおきました。世論と運動が政治を動かしています。

この変化をもっと前に進めるためにも来年の参議院選挙で日本共産党を大きくしたい。来議院の予算委員会では野党の質問時間は増えましたが、野党の中の日本共産党の割合が減ったことで、質問時間は少なくなりました。議席は力です。先日、紙智子さんが専退して、はたやま和也さんが参選に挑戦することが発表されました。有楽町の比例5人の街頭演説に私も駆けつけましたが、全員の訴えがすごくいい!ぜひみなさんに聞いていただきたいと思います。高橋千鶴子さんも次期総選挙に立候補する決意をしています。新しい政治を切り開くために私も頑張ります。


2024年12月4日水曜日

参院選へスタートダッシュ

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


紙智子参議院議員の後継として、来年の参院選では比例候補として挑みます。参院比例は「全国がひとつ」で五議席をめざします。五人で活動地域を分けて、私は北海道に加え東北・北関東もまわります。

 紙議員は、来年で参院四期・二十四年を迎えます。農林漁業はじめ北海道の課題を取り上げ、紙さんファンは全国にも多くいます。私が候補となってからも多くのことを教えていただき、衆院初当選のときは自分事のように喜んでくださいました。勇退は本当に残念でなりません。

 その議席を引き継ぐことはとてもとても重く、迷いもありました。しかし、自公が衆議院で過半数割れというなか、来年の参院選へスタートダッシュを急ぎたい。ここで日本共産党が伸びれば、国民の声が生きる政治へと、必ず前に進むでしょう。その役割を担わねばと、私も決意した次第です。

 まずは道内でのあいさつまわりに始まり、東北・北関東にある党の十県・五十九地区事務所にも電話を入れると、学生時代からの仲間が元気に活動していることも知れました。返信が追いつかないほど、SNSを通じてのメッセージもいただきました。

 比例予定候補と吉良よし子参議院議員(東京選挙区)がそろっての街頭宣伝(東京・有楽町)に続き、今週末には東北へ、来週には北関東へ。北海道での活動時間が少なくなりますが、より地域に密着した活動を強めたい。変わらず元気にがんばりますので、参院選に向けて今からご支援をお広げください。