2015年2月12日木曜日

夫婦円満



 大門実紀史 参院議員
  「国会かけある記」

  先日、宮城県石巻市で開かれた日本共産党の新春の
つどいに参加しました。
石巻は畠山和也さんの出身地。つどいには畠山さんの
ご両親が来ておられました。司会者から「北海道ブロック
から当選した畠山衆議院議員のご両親です!」と
紹介があり、参加者から大きな拍手がおこりました。
ふるさとはありがたいものだとおもいました。
「いつ凱旋(パレード)に来るんだ」と私に聞く人がいたので、
「街宣なら来るかも」と言っておきました。
  畠山さんのご両親には何度かお会いしていますが、お父さんもお母さんも腰の低い誠実な方です。
つどいではお父さんから初めて和也さんの子どものころの話を聞きました。
「店をやっていたので、あまり面倒をみてやれませんでした。いつも一人で
おとなしく本を読んでいる手のかからない子どもでした」とおっしゃいました。
私も小さい頃はいつも本を読んでいる子どもでしたが、末っ子でわがまま放題に育て
られたせいか、生まれつき品性に問題があったのか、畠山さんのような素直な人間には
なれませんでした。
 つどいが終わり外に出ると、畠山さんのご両親が車に乗って走り出すところでした。
お二人いっしょに笑顔で手をふられました。喧嘩ばかりしてとうとう離婚してしまった
私の両親とは大違い。
いくつになっても仲がいい素敵なご夫婦です。そうか、夫婦円満であることが子どもの
成長にとって一番大事なことなのだ、お二人を見送りながらそう思いました。