紙智子 参院議員
「国会かけある記」
3月に入り、国会近くの通学路にはピンクやホワイトの梅の
花が咲き始めています。
北海道は、まだ、雪の中。寒さと暖かさが交互にやってくる
季節です。
それでも8日に北海道で行われた国際女性デーは、春が
いっぱい、熱気がはじけていました。
会場は通路も埋まるくらいたくさんの参加者。
記念講演は、作曲家の池辺晋一郎さんです。「音は生き物だ」
「犬の散歩と似ている」、と。「えっ!どういうこと?」と思わず身を乗り出して聞き入りました。
音楽というのは、感性に訴えかけていくものですが、音符が、偶然並んでできている
わけではない。
旋律作りは、非常に考えられている、と。エネルギーが満たされていく音の並び、音は
抑制されたり、開放されたりしながらメロディーが成り立っているのだと、気付かされ
ました。
池辺さんは、音楽家も、世界の平和のことを意識しなければ、ならないと強調され
ました。とても興味深く、楽しい講演でした。
国会でも新しい息吹でエネルギーが満ちあふれました。
衆議院予算委員会などで、新しく当選した議員の皆さんが、続々と初質問に立ち
ました。
一人ひとりの真摯な論戦は、国政を動かし、間違いなく前向きな影響を与えています。
旋律を奏でるように、人々のエネルギーも前に向かって進めたいと思います。
16日から、予算委員会の舞台は参議院に移りました。