2015年3月4日水曜日

感謝をこめて



 大門実紀史 参院議員
    「国会かけある記」

 「十年前の演説会でとった大門さんとの記念写真よ」。
先日、函館でお会いした私と同年代の女性がそう言って一枚
の写真を見せてくれました。女性も私もやはり今より若い。
 北海道が私の活動地域になってもう十一年と数ヵ月に
なります。
中学、高校生のときから好きで何度も来ていた北海道。 旅で
ふれた人情風情は今でも大切な想い出ですが、議員・候補者と
してまわる北海道にはもっと深い人の温もりを感じました。
同じ志をもつ仲間のきずな、それらが織りなす人間風景とでも
いうのでしょうか。
 NTT北海道の雇い止めに対し 最初たった一人で立ち上がっ
た若い女性労働者。それを支えた通信労組の仲間や弁護士さんたち。
意気に感じるたたかいでした。NTTだけでなく業者運動や地域要求など弱い立場の
人のために現場でたたかう方々の姿に何度も胸が熱くなりました。
 「家でテレビを見ているより大門さんの話を聞く方が面白い」と演説会に来てくれた
旭川のおじいちゃん。
演説であまり冗談を言わなかったら、「今日はどこか具合でもわるいの?」と心配して
くれた札幌の女性。演説会でもいつも私の方が励まされました。
 私のこの十一年数ヵ月は、北海道に日本共産党の衆議院議員がいない時期でも
ありました。
やっと畠山和也衆院議員が誕生。ちょっと肩の荷をおろしながらも、人とのきずなは
引き続き大事にしたいと思っています。
大好きな北海道にあらためて感謝をこめて。