紙 智子 参議院議員
「国民の願いを胸に」
1月15日、日本での新型コロナウイルス感染症発生から2カ月が過ぎました。世界各国でも広がり、国内でも大都市中心に新たな感染者が増え続けています。
オリンピックの開催は延期を決めましたが、政府は国民より「オリンピックファースト」だったのではないかと疑いたくなります。国会では、毎日、札幌市と北海道東京事務所から、状況報告が届けられます。週末に北海道に戻ると、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、街中の人は少なく、催しは中止で、北海道経済全体に影響が出ています。
地方議員のみなさんが、マスクで感染に注意しながら商店街など訪問すると、「よく来てくれた」と歓迎されたり、「商店街にはお客さんが来ない」「ホテルも、観光バスも、キャンセルが相次ぎ売り上げゼロだ」と堰(せき)を切ったように訴えが寄せられたりしています。
25日の参議院予算委員会では、雇用調整助成金で従業員お雇用を守り続けているホテルや、バス事業者の要望をもとに質問しました。札幌の温泉街のホテルでは、従業員の雇用を維持するために、自腹を切って努力しています。雇用調整助成金の助成率は、落とさずにさらに全国じ広げること、キャンセル続きで経営難にある貸し切りバスの事業者への自動車税などの減免を求めました。
国民の苦難軽減に引き続き力を尽くします。
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