2020年3月11日水曜日

政府は急いで支援策を


畠山 和也 前衆議院議員
「かけある記」

 
持病などをお持ちの方をはじめ、新型コロナウイルスに心配されている方がいるかと思います。医療・介護・福祉などの現場では、ご自身の体とともに患者・利用者に感染しないようにと細心の注意も払われています。広い北海道では、1つの医療機関や介護施設などが閉院・閉所となった場合、すぐ隣町に行けるという距離ではない町村もあります。しっかり国が現場を支えるべきです。
 「3月の仕事はすべてキャンセルになり収入ゼロ」(派遣社員)、「観光客の激減で、社員の給料を払うための資金繰りが厳しい」(観光関連業)など、雇用や中小・零細企業への影響も深刻なほど広がっています。政府が打ち出す対策で使えるものは目いっぱい使いながら、足らざるものは要請していかなければなりません。私も先週から、政府の出先機関などへ相次いで申し入れをおこなってきました。
 それにしても安倍首相は、学校休校も中国・韓国からの入国制限も、なぜ専門家の意見をふまえないのでしょう。責任ある機関や行政の長が信頼ある情報を発信することが、こういう時には大切です。根拠なき「宣言」「要請」では、ただ不安を掻き立てられることになりはしないでしょうか。
久しぶりに外で遊んだという、子どもたちのはずんだ笑顔にホッとします。何の心配なく話ができたり、自由に遊べることの喜びが早く戻るように私も力を尽くしたい。雇用や経営など、お困りごとは遠慮なく日本共産党へご相談ください。

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