紙 智子 参議院議員
「国民の願いを胸に」
9月1日は防災の日です。1923年の9月1日に発生した関東大震災に由来しており、犠牲者数でも大きな被害をもたらしたことから関東大震災の教訓を忘れないという意味を込めて設定されたといいます。
近年を振り返っても1995年1月14日の阪神・淡路大震災、2011年3月1日の東日本大震災・東京電力福島第1原子力発電所事故、その後もいくつも災害がありました。
18年9月6日には北海道ではじめて震度7を観測し北海道地震がありました。地元の議員と党支部がいち早く被災者救済の活動に取り組みました。今年は5周年、9月2日に追悼式がされます。はたやま和也元衆議院議員、地元の町議とともに参加し、今後への課題をききとり、取り組んでいきたいと思います。
9月1日で忘れられないことが『日本共産党の百年』史に出てきます。
東京は関東大震災で壊滅的な被害を受けました。党史には被災者救済に奔走していた川合義虎初代共産青年同盟委員長をはじめ10人の労働者を、治安警察が「社会主義者が内乱を企てている」「朝鮮人が暴動を起こした」などとデマをふりま運行し虐殺した(亀戸事件)と書かれています。
国民の苦難軽減に命がけで取り組んでいた若者を震災の混乱に乗じてこれほどまでに弾圧を加えた、当時の政治体制の理不尽さは決して許すことができないものです。命がけで国民の苦難軽減に取り組んだ党の歴史を心から誇りに思います。
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