2023年7月19日水曜日

世代を超えて、力をあわせて

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


先週、紙智子・岩渕友の両参議院議員と十五団体をまわり、実態や要望をうかがいました。民青同盟のみなさんとの街頭宣伝ではシール投票ボードを使って、青年との対話がはずみました。「岸田首相がひどいっすよ」と語る高校生もいました。

 物価高騰には手を打たず、人権無視の政治への不満も強い。マイナカード強制と健康保険証の廃止については話が止まりません。「病状や障害の程度など、人に知られたくない情報がある。情報漏洩(ろうえい)が怖い」という、障害のある方の言葉を重く受け止めました。命や健康、人権にかかわる大問題なのです。

 病院の側からも「高齢者や障害者でうまく顔認証ができない人がいて、そのたびに職員が行く。はっきり言って、マイナ保険証は診療のジャマ」「機械の導入だけでなく、その後の更新費用もかかる。そのうえ情報のセキュリティ対策も病院の責任でと通知が来た」と不満が続々。政府の無責任さと現場への押しつけのひどさが、よくわかりました。

 新型コロナの感染は続き、その対策費のうえに電気料金の値上げなどで、病院や介護事業所から「このままでは続けられない」と悲鳴があがっています。コロナ禍からの緊張や疲労などから、退職する医師や看護師も増えているといいます。くらしを犠牲に軍事費を増やしている場合かと、あらためて腹立たしく思いました。

 高校生が言う「岸田首相がひどいっすよ」は、世代を超えた共通の思い。いっしょに力をあわせましょう。


2023年7月15日土曜日

党を知る機会をもっと

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」

紙智子参院議員、はたやま和也元衆院議員と道内の団体を訪ね、国会の報告をしながら懇談しました。
 あわせて、日本民主青年同盟のみなさんとリレートークをしながらシール投票をしました。党が発表した提言をもとに、学費や奨学金制度の拡充について意見を聞くものです。
 驚いたのは断る人がいないこと。「どの提案もいいですね」と言う方、「給付型奨学金の対象は増やした方がいいと思うけれど、すでに借りちゃった奨学金は返さないといけないんじゃないか」という方など、実態や疑問などをやりとりしながら交流できました。 話を聞きながら、学びたい人が学べることが豊かな社会をつくる土台になるんだなあと感じました。

シール投票には、冒頭、日本共産党のイメージを聞く項目がありました。「悪い」 に貼る人はいなかったのですが、圧倒的な方が「わからない」と回答。 そもそも日本共産党が知られていません。
 「日本共産党ってこんな党だよ」と、話したいことたくさんあったけれど、まずはお金の心配なく学べる社会をつくりたいと頑張っている党で、みなさんと社会を変えたいと思っているとお知らせできる機会になったことは大きな一歩。久しぶりのシール投票は、とっても楽しかったです。
 知らせる機会、双方向でやりとりする機会をもっと増やしていきたいと思います。


2023年7月12日水曜日

アイヌの歴史、文化大切に

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


白老町にウポポイ(民族共生象徴空間)が開業し、3周年の、記念式典に参加しました。国や道、アイヌ協会の役員、自治体首長、国会・地方議員らが集い交流しました。

 ウポポイは2020年に開業したものの、コロナ禍のもと、来館者が予定より少なく苦慮したものの、少しずつ増え繰り返し来館する人もいるとのこと。アイヌの歴史、文化を知り、「ウアイヌコロコタン」(互いに尊敬し合う場)として大切にしてほしいと思います。

 久しぶりの出会いの場になりました。

 アイヌ語を母語として守ってほしいとの要望をいただいた三石アイヌ協会の幌村司会長、2008年衆参の国会決議をあげる際にお話をうかがった関東ウタリ会の丸子美紀子会長、阿寒の木彫り作家秋辺日出男さん、白老に移住した古布絵作家の宇梶静枝さんの息子で俳優の宇梶剛士さん。ウポポイのPRアンバサダーとして参加し、言葉を交わしました。アイヌ政策やウポポイの今後の課題を探求したいと思います。

 式典が終わってから2019年に成立した「アイヌ施策推進法」を審議する際、宮本岳志衆議が意見をうかがった岡田路明白老アイヌ協会事務局長とパートナーの育子さんを訪ねました。育子さんはアイヌ民族の刺繍作家として活動されています。立野広志衆院9区予定候補と、運営されている刺繍サークル「フッチコラチ」(おばあさんのように)のことなど時間が立つのも忘れて聞きました。

2023年7月8日土曜日

こんな日本に誰がした

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


 高齢の方が「返納しようか考えている」と話されるので、運転免許証かと思ったらマイナンバーカードのことでした。「このカードで銀行の引き落としは?」と質問される方もいました。わかりやすい説明や納得を置き去りに急いで取得させ、大混乱を起こした政府の責任は重い。

「私以外私じゃないの」と替え歌までつくって進められたマイナンバー。 番号よりも人権を大切にしてこそ「私以外私じゃないの」です。健康保険証も廃止だなんて許されません。  

そもそも今の日本は人が人として生きられる社会となっているのか。 先月、旧優生保護法にかかわる国会の調査報告書が公表されました。4日付本紙の高橋千鶴子衆院議員インタビューを読み、しばし考えました。
 不妊手術を強いられた北海道の障害者は3224人で都道府県では最多。3月、札幌高裁で国の損害賠償責任が認められた時は、ちょうど障害のある方々との「つどい」中で私が速報を紹介すると拍手が起きました。障害年金や交通費助成など、せきを切ったように要望が出されました。
 広い北海道で手話通訳者も足りない、釧路市では精神科の診療停止で2千人が通院変更するなど、医療・介護・福祉の現場はぎりぎりの人数で、やりがいある仕事なのに続けられない苦しみや悔しさがあります。こんな日本・北海道に誰がしたのか。
 人権や社会保障より大軍拡大増税の政治だなんて、一刻も早く変えましょう。私も頑張ります。

2023年7月5日水曜日

汚染水海洋放出許さない

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


 東京電力福島第一原発事故により発生した汚染水の処理をめぐって緊迫した状況です。

 海洋放出の設備が完成し、4日にはIAEA(国際原子力機関)の事務局長が来日、海洋放出にかかる審査結果を公表しました。しかし、IAEAの報告をお墨付きのようにして、だから海洋放出していいのだということにはなりません。

 政府は福島県の漁業者と「関係者の理解なしにはいかなる処分もしない」と約束しています。漁業者はじめ放出に反対する声はあがり続け、その声は福島にとどまりません。

 6月には道漁連会長が経産大臣に会い、「海洋放出が決行された場合、道産水産物への新たな風評被害が生じることを漁業者は危惧している」と、海洋放出の中止を求めました。反対の声は全国にも、海外にも広がっています。

 通常国会最終日の本会議質問で、紙議員がこの問題を質しました。経産大臣は、「廃炉と福島の復興を実現するために先送りできない課題。関係者の理解なしには処分を行わないという方針は守り、風評対策に取り組む」と答弁しました。公明党の山口代表は放出の時期について、「海水浴シーズンは避けた方が良い」と言い、東京電力は、「関係者の理解は必要な条件ではない」と述べるなど、あまりに無責任です。約束を守るというのであれば海洋放出以外の方法を真剣に検討すべきです。これだけの大問題を起こし、なお原発にしがみつく。こんな政治を変えましょう。


2023年6月28日水曜日

こんな北海道に誰がした

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


初夏の日差しを受け、水田や麦畑を脇目に道内をまわっています。先日は当別町で農家のみなさんと、トラクターを前に語りあいました。

 さわやかな天気とは逆に、農家の苦しみは深い。水田から麦などに転作してきた農家からは、「五年に一度は水を張ること」という水田活用交付金の見直しに「はしごを外された」と悲鳴があがっています。交付金がなければ、機械などの支払いはどうするのか。「今後のことが頭から離れない」という、若き農家さんの言葉を重く受け止めました。

 酪農家は、飼料だけでなく電気料金の値上がりまで重なり瀬戸際そのもの。せっかく絞った牛乳を廃棄したり、産まれた子牛の殺処分などが迫られています。子牛を好んで処分する酪農家が、どこにいると言うのでしょう。外国からの乳製品輸入をやめない農政が、本当に腹立たしい。

 地域での人口減少は、医師や看護師、介護や福祉、運輸・交通などの人手不足につながり、第一次産業もギリギリの状態です。こんな北海道に誰がしたのか。社会保障や中小企業・農林漁業よりも、大企業応援・軍事費拡大に税金を費やした自公政治の責任そのものではないでしょうか。

 石狩市で街頭宣伝を終えた途端に、駆け寄って「聞きたいことがある」と大声をあげた方がいました。聞くとマイナンバーカード問題に怒っているとのこと。自民・公明とともに進めた維新・国民民主の責任も重い。本当の改革を訴える日本共産党の出番です。


2023年6月21日水曜日

民青同盟の新たな前進

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


岸田政権は、6月21日の会期末にあわせ、中央公聴会も十分な審議もなしに軍拡財源法を強行採決しました。野党が内閣不信任決議案を出せば解散するとあおりながら、トラブルを繰り返すマイナンバーカード等への批判が高まると、一転して「解散やめた」と平然という様は、解散をもてあそぶ総理の卑劣さを浮き彫りにしました。

 緊張が高まるなか、日本共産党中央委員会を代表して民青同盟の第2回中央委員会で、あいさつをしました。今年は民青同盟の前身である共産青年同盟創立から100周年の節目に当たります。

 私が民青同盟で活動したのは1970年代半ばから80年代後半までで、現中央委員のみなさんは、まだ生まれていませんでした。それでも、100年間の歴史と伝統、未来への希望は、世代を超えて共有できることを実感しました。

 民青同盟は、コロナ禍、高学費と低賃金で困窮し、自己責任論と孤独に苦しみ、戦争する国づくりに邁進する岸田政権に危険性を感じる青年と、社会や資本主義のあり方を学ぶことを大切にしてきました。「巨大な政治的模索」を深めている青年の願いに応え、組織と運動を発展させるために知恵と努力を重ね、新たな前進を開始していると聞いて、新しい息吹を感じました。

 かつて口ずさんだ「未来は青年のもの」「青年動くとき、そこに勝利の光あり」という言葉がよみがえります。若い皆さんとともに希望ある未来へ!政治転換を!