2024年1月31日水曜日

命を守る政治を今こそ

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


能登半島地震から一ヵ月。真冬のなかの厳しい避難生活が報じられるたび、胸を痛める毎日です。日本共産党は引き続き救援募金を呼びかけていますので、ご協力をよろしくお願いします。

 道行政書士会の賀詞交換会でも、当然のごとく話題に。来賓として見えられた熊本県の会長さんが、「家を失った被災者が、自治体職員に厳しく迫ることもたびたびでした。しかし、その職員も被災者としてつらい思いをしています。間に立つ行政書士の役割は大きいのです」と、熊本地震の経験を話されました。

 全国から被災自治体へ職員が派遣されたり、日本共産党も現地で救援活動を続けています。助かった命を守りぬくために、国の支援強化を求めたい。あわせて考えなければいけないのは、自治体職員や医療・介護・福祉・保育、消防の職員がそもそも足りない実態です。

 能登地方だけでなく、これは北海道も同じ現実に直面しています。自民党政治のもとで、公的分野や社会保障が削られてきた結果ではないのでしょうか。胆振東部地震の時も同じ思いを持ったし、ケア労働の大事さはコロナ禍で深く学んだはずでした。命を守る政治に変えなければと、つくづく痛感しています。

 通常国会が始まりました。裏金について言い訳と責任転嫁ばかりの自民党と岸田首相に、どこでも怒りが湧き起こっています。もうカネと利権まみれの自民党には任せられない、日本共産党ならではの希望の道を。元気に訴えていきます。

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