2024年9月21日土曜日

地方切り捨てを終わりに

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


早期の解散・総選挙の可能性が高まり、緊張感をもって今度こそ比例議席回復へと道内を駆け回っています。党躍進へ「全国はひとつ」で、「比例は日本共産党」とお広げください。

先日は十勝管内・陸別町へ。ふるさと銀河線が2006年に廃止となった後も気動車やトロッコの乗車体験などが人気で、町づくりの拠点にもなっています。オーロラ観測もできる全国一寒い町として観光客が増えているもと、つくづく廃止していなければと悔やまれます。

高校がない陸別町にとって、鉄路は大事な交通手段でした。沿線住民が存続の署名を集めても、高橋はるみ知事(当時)が「ない袖は振れない」と姿勢を崩しませんでした。今も続く鉄道・バスの路線廃止で、どれだけ北海道の高校生や、通などで利用する高齢者や障害者が苦労を強いられているでしょう。

JR北海道が、通勤定期で平均225%、通学定期で平均105%など大幅な運賃値上げを国へ申請しています。地方に住んでいるのが悪いと言わんばかりの現状は、地方切り捨てという新自由主義政策の結果。

財界・大企業の利益が最優先の自民党政治をもとから変えなくては。

日本共産党の鉄道提言(2022年)に、ある有識者から先日、「法律を改正せずに実現できる案で、よくできている」との評価をいただきました。自民党政治を終わらせる力は草の根から、地方から、北海道から。全力でがんばります。

 


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