畠山 和也 元衆議院議員
「かけある記」
もしかしたら来月の今ごろは総選挙の最中かもしれないと、緊張感をもって道内をかけまわっています。再び国政の場で働くことができるよう、「比例は日本共産党」とお広げください。
「孫の学費に年金から月8万円を送り、本当に生活が苦しい」「子どもが非正規雇用で給料も安い。若い人を支える政治に」と、この間も切迫した話をうかがいました。自民党総裁候補による改憲の大合唱に、「次の世代が、本当に戦争に直面するんじゃないかと心配」という話も重い。
一方で、学校給食費無償化や選択的夫婦別姓の実現、健康保険証の廃止延期などを掲げた候補者も。もちろん期待はできませんが、国民の声と日本共産党の論戦に押されてきた反映でもあります。日本共産党の議席が増えれば、実現へとさらに一歩進みます。
大先輩である小笠原貞子参議院議員の、最後の国会質問を読む機会がありました。障害児の学ぶ権利の保障をと訴えてから二十年、最後の質問も障害者支援についてでした。共同作業所に対する国の補助が少ないことや、点字の母子手帳などを求める内容で、各地で聞いた声が伝わってくるのです。
「私は引退しますけれども、後にお残りになる方はしっかり受け継いで」と結んだ一文に、背筋が伸びました。こうして一歩一歩、切実な要求の実現にと日本共産党は力を尽くしてきたのでした。
自民党政治では展望は見えません。必ず議席を回復して、あたたかい政治へと切り替えたい。
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