紙 智子 参議院議員
「国民の願いを胸に」
裏金事件の解明を妨害する自民党。衆院の予算委員会で決めた旧安倍派会計責任者の松本淳一郎氏の参考人質疑は、日本共産党の質問を排除した上、質問者や質問内容にクレームをつけるなど、国会審議を愚弄(ぐろう)する異常事態に。
裏金事件に反省しない自民党政治は許せません。
一方、国会では政治を変えるつどい、集会が続いています。18日は「令和の百姓一揆」が。「私たち百姓は安全でおいしい農産物を作るために、日々土地を耕し家畜を養い、自然と向き合い農業を営んできました。しかし、農業を続けていくことが困難になり、急激な瓦解(がかい)の中で今や風前のともしびになろうとしています。果たしてこの国から農民が消えていいのでしょうか、農村が消えていいのでしょうか。未来にわたって農、食、地域を支え、次代にタスキを渡したい。途切れさせてなるものか!」こんな地域の百姓が集まりました。
山形県に住む菅野芳秀実行委員会代表が呼びかけ人となり、稲作、野菜、果樹、畜産農家、酪農、有機農家が発言。能登半島地震の現場からは農業協同組合の組合長がオンラインで現状を告発しました。3月30日は東京で「トラクター行進」が計画されています。
新日本婦人の会は軍事より暮らしに、選択的夫婦別姓を今すぐ実現など40万人分の署名を、私学助成の会も228万人分の署名を提出するなど、各分野のたたかいが強く展開されています。このたたかいと連帯し頑張る決意です。