2025年2月26日水曜日

もっと良い教育がしたいから

はたやま和也  元衆議院議員



 東北・北関東と駆けまわり、この原稿は福島県で書いています。昨日は宮城県で「教育と未来を語るつどい」に参加しました。

 宮城教育大学で学んだ当時の先輩はじめ、現職教員など約50人の参加で会場はいっぱいに。私から国会情勢とともに、1月30日に発表された党の提言に触れて教育政策を話しました。

 とにかく学校が忙しく、教員も子どもたちも追い詰められる状況を早く変えたい。精神性疾患による教員の病休者は全国で7000人超、小中学生の不登校は34万人にも激増しています。自民党による、激しい競争や管理を強いてきた教育行政の結果です。石破首相は胸が痛まないのでしょうか。

 つどいはグループごとに意見交換も。「産休を取るのに代替教員が見つからず、休むのが申し訳ないとの思いになる」「とにかく教員を増やしてほしい。忙しすぎて元気が出ない」「校務で情報担当となり、自分でも矛盾を感じながらICTを推進している」など、現職教員からの切実な訴えが続きました。

 給特法という「教員残業代ゼロ制度」を続け、教員の基礎定数を増やそうとせず、教育予算より軍事費を増やして、しわ寄せは子どもたちに来るのです。お互いの話にうなづきあい、私の訴えにも「そうだ」の合いの手が入るほど、つどいは熱気あるものとなりました。

 それだけ教育現場を良くしたい、もっと良い教育実践をしたいという熱い思いの現れです。私も必ず国会へ、この声を届けたい。


0 件のコメント:

コメントを投稿