2025年6月28日土曜日

願いはばむ自民党を少数に

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」

 

5回中央委員会総会で決意表明をした、はたやま和也さんの話に思わず涙がこぼれました。前日、仙台市での街頭演説で声をかけてくれた方がいたそうです。北海道江別市出身の方で、施設に入所していた親の遺品を軽理していたら一冊のノートが出てきて、「はたやまかずや」と何度も練岩渕友

習していたと。この人は誰だろうと調べてみたら、はたやまさんだと分かって会いに来てくれたというのです。何度も何度も名前を書き、はたやまさんにどんな思いを託していたのでしょうか。

私まで胸が熱くなりました。一人ひとりの思いを必ず議席につなげる選挙にしたいと強く思います。

都議選では残念ながら議席を減らす結果となりましたが、変化を感じる選挙でもありました。豊島区の米倉春奈さんの応援で商店街へ行くと、何人もの男性がビラを受け取ってくれ、声をかけてくれ、立ち止まって話を聞いてくれるのです。若い方もサラリーマンの方も、高齢の方もいました。

4年前に応援に行ったときに反応があったのは圧倒的に女性でした。この話をすると「私もそうだった」という返事が何人からも返ってきました。

幅広い方々に党を支持してもらえるという手ごたえを感じます。

国会は最終盤、衆議児で可決されたガソリンの

暫定税率廃止法案が、参議院では自公の反対で採決に至りませんでした。

国民の願い実現を何度も阻んできた自民党を参議院でも少数に追い込む選挙へ。全力で頑張ります。


2025年6月25日水曜日

参議院選挙へ、いざ

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


6月22日(日曜日)午後、雨が上がり風も穏やかな札幌市の大通り公園、観光客や公園でくつろぐ市民など多くの人が行きかう中で小池晃党書記局長を迎えての日本共産党の大演説会が行われました。

 22日は今年1月20日から150日間続いた219国会の閉会日です。

 私は今期をもって4期24年の参議院議員の任期を終えること、長きにわたりご支援いただいた皆様に心から感謝を述べるとともに、目前に迫った参議院選挙で私の後継となるはたやま和也さんに必ずやバトンを渡しきり、比例代表5人と、宮内しおりさんを国政に送るため、力を尽くして頑張る決意を述べました。

 室蘭工業大学の清末愛砂教授は、アメリカの国際法違反のイラク攻撃、これに抗議もしない日本政府への怒りを語り、憲法順守でぶれぬはたやま和也さんと日本共産党への心のこもった熱い応援の訴えが胸を打ちました。

 はたやま和也さんは、北海道から東北、北関東を回り、農業の危機の打開と、働く人々への思い、寄せられた願いに応える決意を語りました。小池晃書記局長は、くらしを守り大軍拡に反対する日本共産党の経済、外交政策を語り、自民党政治の二つのゆがみにメスを入れ真の改革を行う党の値打ちを迫力込めて訴えました。

 はたやま和也さんと車から下りて挨拶に行くと、多くの皆さんから握手、激励の声が寄せられました。いよいよ待ったなしの参議院選挙へ、いざ!


2025年6月18日水曜日

紙智子議員が最後の討論

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


勇退する紙智子さんの最後の本会議討論がありました。3年前も勇退を控えた市田忠義さんが討論を行っています。今回も議員団たっての希望で紙さんに討論をお願いすることになりました。

 東京電力福島第一原発事故のこと、お父さんの戦争体験、そして議員生活をかけて取り組んできた農林水産業についてなど、紙さんが多くの方とともに歩んできた24年間の思いがぎゅっと詰まった討論に、私も胸が熱くなりました。討論を終えると、与党も野党も関係なく、本会議場全体から大きな拍手が起きました。

 本会議後に参議院全体で行われた任期満了議員の送別会では、紙さんに次々声がかかりました。「お父さんの戦争体験の話があったけれど、私たちの世代はみんなそうだよね」と声をかけてきた自民党の議員、「討論をきいて涙が出そうになりました。一緒に活動できてよかった」という野党議員、「紙さんは国会の宝だ」とまで話す与党議員もいました。紙さんの人柄と、他党も認める論戦が信頼を築いてきました。

 紙さんは討論の最後に、えりも町で漁師さんから教わったという「志高清遠」という言葉を紹介しました。志を高く、清い心で遠大な理想を持って生きよという意味だそうです。紙さんの生き方そのものだと思いました。紙さんが締めくくったように、希望を語り、地域の営みが輝く未来をつくるために、参議院選挙で、日本共産党の躍進を必ず。


2025年6月14日土曜日

最後の討論終えて決意新たに



 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

参議院本会議で最後の討論を終えて北海道へ飛び、参議院選挙の「はたやま和也・宮内しおり」事務所びらきに参加しました。

雨まじりの中、足を運んでくださったみなさんの熱意が伝わりました。北海道から東北、北関東まで広大な11道県を回って新たな出会いを広げている、はたやま和也さんの決意に満ちた訴え、いつも自然体で自分の言葉で政治を変える希望を語る宮内しおりさん、なんとしても勝利を勝ち取ろうという思いが湧きます。

DVやさまざまな困難を抱え込んでいる女性の支援に取り組む「女のスペース・おん」の山崎菊乃代表理事、戦争させない市民の風・北海道の小林久公共同代表、北海道労働組合総連合の三上友衛議長の瀬励のあいさつとともに、メッセージも紹介されました。

高崎暢後援会代表世話人は、小笠原貞子さんから高崎ゆう子さん、児玉健次さんから私に受け継がれた北海道の政治革新のバトンを今度は、はたやま和也と宮内しおりへ渡していこうと閉会のあいさつで締めくくりました。

国会は622日の会期末までいよいよ1週間あまり。13日からは東京都議選がたたかわれています。参議院選挙の公示までも3週間を切りました。

9日には参議院比例代表・選挙区の候補者会議が開かれました。北関東からも東北からも、昨年の総選挙で衆議で自公与党の過半数割れに追い込んだ流れを、参議院でも少数に追い込むチャンスの選挙です。心一つに頑張りましょう。

2025年6月11日水曜日

作るひとも食べるひとも安心の農業に

 



宮内 しおり 党道平和運動部長

「国会かけある記」


物価高で暮らしが大変です。特にお米は昨年の2倍の値段で、食べ盛りのお子さんが3人いる女性から「ひと月にお米の消費量は20~25㎏で本当に馬鹿にならない」という声がありました。6月、米どころ上川と北空知、胆振をキャラバンでまわりました。街頭演説では自民党の農業政策が失敗であったこと、備蓄米放出は緊急措置であって、コメ高騰の根本解決にはなりません。北海道の農家がつくる銘柄米を大事にする政策に、減らされ続けた農業予算を大幅に増やして価格保障と所得補償、担い手づくりに政治が責任を持ち、農家がコメを増産できるような農業政策に転換をと訴えました。

 つどいや演説会、農場や農協の訪問では、コメの作り手のみなさんから「コメを市場任せにせず、国でコントロールしてほしい」「たくさんお金がほしいわけじゃない、農家が再生産でき、安安定した価格でみなさんがお米を買えるようにしてほしい」と現場の声を聴かせてもらいました。

 農業は食と命を支えるだけでなく、環境保全の役割を担っています。大雨などのときには水田や用水路が水を溜めておく機能を果たします。農業は地球規模で水の循環にも寄与しています。農業・漁業など第一次産業を大切にする政治に変える参議院選挙にしましょう。農家のみなさんから聴いた声も力にして最後まで元気に頑張ります。

 


2025年6月7日土曜日

青年との対話の中で


畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


参院比例候補(第2次)に、前宮城県議の福島かずえさんが発表されました。地方議員として試され済みの福島さんと、いっしょに元気に訴えていきます。

街頭での対話で、消費税減税に反対という青年と出会いました。大企業減税をやめて財源にするのは安易といい「法人税の低い国へ移転する。国内の産業空洞化が進む」と話すのです。

私から、資本の身勝手を抑える国際的規制が必要という党の立場を話すと、そんな話は初めて聞いたとばかりに、がらっと表情が変わりました。大企業は法人税の実効税率が中小企業より低いことなども、興味深そうに聞いてくれました。

「実は、僕は共産党の考えに近いものがある」と話し始めました。友人が勤め先で心身ともに追い込まれ、何を言っても自分を責めているのだそうです。「本当に困っている人たちがいる。社会保障で支えてほしい」。初めは斜に構えた感じを受けましたが、友人思いのやさしい青年でした。

物価高や米価高騰、長時間労働、医療や介護の危機、少ない年金、ジェンダー不平等―。誰もが困っていたり、どうしたらいいかとモヤモヤしています。もう自民党には任せられないと多くの方が感じています。日本共産党の政策や値打ちを、丁寧に伝えていきたい。必ず変化はつくれます。

この原稿は栃木県で書いています。今週は北関東、来週は北海道、再来週は東北へ。本番前の最後の訴えになるかもしれません。よろしくお願いします。


2025年6月4日水曜日

「命の格差」を広げる政治を変えよう

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国会かけある記」


 

通常国会の延長がなければ、参院選公示まで一ヵ月を切りました。東京都議選も始まります。行きづまっている自民党を助ける党が伸びても、変えることはできません。日本共産党の躍進・勝利へ、ぜひご支援をお広げください。

 物価高への悲鳴とともに、各地で多く聞くようになったのが医療・介護の危機です。公立・民間を問わず赤字が広がり、東北でも「年間赤字が11億円」(青森・三沢市立病院)と聞きました。市立室蘭総合病院は来年三月末の時点で37億円を超える資金不足となる見通しから、職員は9%の給与削減に。介護現場では人員不足も続いています。

 コロナ禍のときに、あれほど苦労しながら命と健康を守ってきた職員が、なぜこのような仕打ちを受けなければいけないのか。軍事費には湯水のように税金を注ぐだけでなく、自民・公明・維新は医療費を減らしていくことで合意しています。「命の格差」を広げる政治は間違っていると、心から訴えていきたい。

 「共産党にがんばってほしいけど、テレビにも出ない」と言われました。一方で「しんぶん赤旗」が、外国特派員協会の「報道の自由賞・日本賞」に選ばれました。地域・職場・学園で切実な苦しみの声を聞く、党員のみなさんもいます。その先頭に立つ地方議員が、各地で奮闘しています。私たちには社会を動かす力が間違いなくあります。

 「もう自民党ではダメだ」との思いが各地で広がっています。私も力の限り、がんばっていきます。