2015年3月17日火曜日

新しい息吹に満ちあふれる国会



 紙智子 参院議員
   「国会かけある記」

 3月に入り、国会近くの通学路にはピンクやホワイトの梅の
花が咲き始めています。
北海道は、まだ、雪の中。寒さと暖かさが交互にやってくる
季節です。
それでも8日に北海道で行われた国際女性デーは、春が
いっぱい、熱気がはじけていました。
会場は通路も埋まるくらいたくさんの参加者。
 記念講演は、作曲家の池辺晋一郎さんです。「音は生き物だ」
「犬の散歩と似ている」、と。「えっ!どういうこと?」と思わず身を乗り出して聞き入りました。
音楽というのは、感性に訴えかけていくものですが、音符が、偶然並んでできている
わけではない。
旋律作りは、非常に考えられている、と。エネルギーが満たされていく音の並び、音は
抑制されたり、開放されたりしながらメロディーが成り立っているのだと、気付かされ
ました。
 池辺さんは、音楽家も、世界の平和のことを意識しなければ、ならないと強調され
ました。とても興味深く、楽しい講演でした。
 国会でも新しい息吹でエネルギーが満ちあふれました。
衆議院予算委員会などで、新しく当選した議員の皆さんが、続々と初質問に立ち
ました。
一人ひとりの真摯な論戦は、国政を動かし、間違いなく前向きな影響を与えています。
 旋律を奏でるように、人々のエネルギーも前に向かって進めたいと思います。
16日から、予算委員会の舞台は参議院に移りました。

小さくない共産党と国民の声


畠山和也 衆院議員
  「国会かけある記」

 平日は東京、週末は道内各地の演説会とかけまわって
います。
いっせい地方選挙まで一カ月。できる限り私も全道の応援へ
駆けつけたい。
 予定候補も本当に多士済々。ベテラン現職もいれば、
はつらつとした二十代の新人も。
札幌市長候補となる春木ちえさんに、道議候補の半分、札幌
市議候補の三分の二が女性というのも、これまでなかった
ことではないでしょうか。
医療、介護、福祉、業者など専門分野で即戦力となれる方も多く、
全員が当選したら間違いなく政治は変わる!とワクワクします。
 先日、ある野党議員から「もう共産党は小さい党じゃないん
だから」と声をかけられました。「いいこと言ってるけど小さいもんね」と言われた
ことは何度もありましたが、今や国会での日本共産党の存在感は、これまでよりも
増して大きい。
舞台が地方政治でも、きっと同じことが言えると思います。
 この間、国会周辺では波状的に集会やデモがおこなわれています。
「平和を守れ」「再稼働反対」「TPP撤退」など、その声は議員会館の中にも本当に
よく聞こえてきます。運動と論戦が重なっていることを実感する瞬間です。
そう、政治を動かすのはやっぱり国民の声!だと、国会へ来て肌身で感じるように
なりました。一人一人の声は、決して小さくはないのです。
 各地の演説会では、総選挙の躍進を力に今度は地方選勝利を!との熱気ががあふれ
ています。政治の春を呼び込むために、私も力を尽します。

2015年3月4日水曜日

感謝をこめて



 大門実紀史 参院議員
    「国会かけある記」

 「十年前の演説会でとった大門さんとの記念写真よ」。
先日、函館でお会いした私と同年代の女性がそう言って一枚
の写真を見せてくれました。女性も私もやはり今より若い。
 北海道が私の活動地域になってもう十一年と数ヵ月に
なります。
中学、高校生のときから好きで何度も来ていた北海道。 旅で
ふれた人情風情は今でも大切な想い出ですが、議員・候補者と
してまわる北海道にはもっと深い人の温もりを感じました。
同じ志をもつ仲間のきずな、それらが織りなす人間風景とでも
いうのでしょうか。
 NTT北海道の雇い止めに対し 最初たった一人で立ち上がっ
た若い女性労働者。それを支えた通信労組の仲間や弁護士さんたち。
意気に感じるたたかいでした。NTTだけでなく業者運動や地域要求など弱い立場の
人のために現場でたたかう方々の姿に何度も胸が熱くなりました。
 「家でテレビを見ているより大門さんの話を聞く方が面白い」と演説会に来てくれた
旭川のおじいちゃん。
演説であまり冗談を言わなかったら、「今日はどこか具合でもわるいの?」と心配して
くれた札幌の女性。演説会でもいつも私の方が励まされました。
 私のこの十一年数ヵ月は、北海道に日本共産党の衆議院議員がいない時期でも
ありました。
やっと畠山和也衆院議員が誕生。ちょっと肩の荷をおろしながらも、人とのきずなは
引き続き大事にしたいと思っています。
大好きな北海道にあらためて感謝をこめて。

2015年3月3日火曜日

国民の願いを胸に


畠山和也 衆院議員
 「代弁したい声がある」

 農業改革についての質問を控えていた前日、西川農林
水産大臣の辞任。
質問する相手を失ったかと思えた矢先、全閣僚が並ぶ
基本的質疑の時間をいただきました。
いきなり安倍首相との論戦となったのです。
 用意した質問の柱は二つ。しかし、農協改革での質問に
時間がかかり、用意していた質問が残りました。
悔しい!被災した近隣農家の水田を請け負った石巻市の
農家の声を代弁したかったのです。
 米価下落で減収は1000万円。それでも「地域の田を支え
る使命感」から、45㌶を守ってきた男性は「被災地が
経済原理に投げこまれれば、地域でふんばる担い手はいなくなる」「TPP
参加に向けて小さな農家を一掃するのが、政府の狙いではないか」と、安倍
政権に批判の目を向けています。この声をぶつけたかった。
 質疑のなかで安倍首相は「家族経営は大事。企業参入と対立させるもので
ない」と答弁しましたが、それで現場は納得しない。
大事というなら、なぜ交付金の削減か。なぜTPP推進か。進む道が違って
います。
この議論の続きは、農林水産委員会で徹底的におこないます。
がんばらなくちゃ。
 社会保障、原発、雇用など質問したいテーマは山ほどありますが、同僚
議員とも分担しあい、どの分野からも安倍首相を追い込んでいきたい。
力が入ります。
        (しんぶん赤旗 2015.2.26 掲載)

2015年2月26日木曜日

誰のため、何のための「農協改革」か



 紙 智子 参院議員
  「国会かけある記」

 安倍総理が施政方針演説の冒頭にかかげた「農協改革」。
誰のため、何のための改革か?「農協解体」や、TPP問題
など、安倍政権の暴走に対して、十勝で「食と農の集い」が、
長野市で「日本と長野の農業を考えるシンポジウム」が開か
れました。
 十勝の「集い」は今回で20回目です。今後の農政がどう
なっていくのか、TPPはどうなるのか、管内四つの町の町長
さんや役場職員の方々をはじめ、安倍政権の暴走政治に
危機感を持った関係者等330名で会場はいっぱいになりました。
太田原高昭北海道大学名誉教授は、日本農業が国際的に
見ても、水準の高い生産、経営をして食料生産を行ってきた事、それを支えている
農業協同組合の役割を明らかにしました。
 長野市で行われたシンポジウムでは、長野市農業委員会の小山英壽会長、
滝澤勝巳JAグリーン長野常務理事、和田明子長野県議、原田誠之長野市議の四人
がパネリストとして参加。私の安倍政権・「農協改革」の報告の後、パネリストからの
発言を受け、討論が行われました。
 長野市は半分以上が中山間地で、少量多品目の野菜や果樹栽培を主力に努力
してきただけに、家族経営の解体をも狙う「農協改革」への批判が出されました。
 国会でも七団体共同で主催する「政府の『農協つぶし』許さない!」の緊急集会が
開かれました。
国民的なたたかいと連携し、国会論戦でもしっかりたたかっていく決意です。

2015年2月20日金曜日

国民の願いを胸に



紙 智子 参院議員
 「これからも被災者とともに」

 東日本第震災から4年目の冬を迎えた福島県へ、初当選の
藤野保史衆議院議員と行きました。
私は県議のみなさんと、福島県漁連、いわき市漁協を訪ね
ました。
 原発事故による放射能汚染で今も漁に出ることができず、試験
操業で時々水揚げし検査しています。
対象魚種は増え、「スケソウタラの他にアワビ、青のりもとれる
ようになった」と、うれしそうに語りました。
 しかし、汚染水流出問題のたびに不安が再燃。
原発事故以降、漁業者は汚染水の海への放出・露出を行わないように
再三求めてきたのに、原子力規制委員会が海洋放出などを前提とした
方針を示したことへの怒りが次々と出されました。
 JA福島中央会とJAふたばを訪ねました。
「賠償請求額は4年たっても依然減少していない。これは商業者だけの問題ではない。
復興に全力を挙げている中での賠償打ち切りだ」と強い怒りが出されました。
 安倍総理は、昨年の総選挙の第一声を被災地で行ったけれども原発事故の問題に
ついては何も語りませんでした。
「福島の復興なくして日本の再生なし」と言いながら、被災地の願いに耳を傾けず、
損害賠償を打ち切ろうとする安倍政権に、怒りがわいてきます。
 被災地の皆さんと力を合わせて、加害者である国と東電に責任を果たさせるために、
これからも、力を尽くして頑張る決意です。
                    (しんぶん赤旗 2015.2.20掲載)

地に足をつけて



 畠山和也 衆院議員
  「国会かけある記」

  衆議院議員になってちょうど二カ月。多くのことを学ぶ
とともに、反省もあります。
 道内での党のさらなる躍進へ私自身が「先頭に立って
頑張らなければ」という思いを、決意表明などで「畠山の
時代」と述べたことから、「驕(おご)りがあるので
はないか」などの指摘がありました。誠実に受けとめ、
誤解を招いた言葉は取消し、お詫びします。
 多くの方々の願いが込められた貴重な議席の重みと、これまでの
歴史や運動の積み重ねがあってこその現在であることを、しっかり
自分の中に根づかせていきたいと思います。
 国会ではようやく施政方針演説がおこなわれました。首相は「日本は自信を取り戻し
つつある」と国民の苦しみなどわかっていない演説でした。
間もなく質問の順番も私にまわってきます。
 介護報酬引き下げ反対集会(札幌)では、「こんなに下げられたらバタバタつぶれて
いく」と怒りの声。「結局は利用者さんにしわ寄せが行く。絶対にやめて」という若い
職員さんのみずみずしい発言が心に残りました。
 千葉県から旭川・空知地方へ回り、農家からも現状を伺いました。
「若い人が意欲を持って帰ってきたのに米価下落。これでは続けられない」「しわ寄せ
が弱い立場の我々に来ている」と、ここでも怒りの声。このような現実を無視する安倍
政権を、正面からただしていきたい。
 地に足をつけて怒りの声を代弁しながら「国民が主人公」の日本こそ進むべき道
だと訴えてがんばります。