2014年7月28日月曜日
反対していた父が私を応援 涙あふれ胸がいっぱいに
紙参議院議員 -松江市でー
紙智子参院議員は6日、島根県松江市の演説会で自身の体験を
語り入党を訴えました。
北海道の実家は農家で自民党支持者でした。
親からは、「共産党になんかなるなよ」と言われてました。
紙さんが入党したのは20歳の時。
「戦争反対で頑張った唯一の党なんだ」と感動しました。
当時、父親とは「ダメだ」「なんでダメなの」「ダメだからダメ」という
やりとりを何度もしました。
ある日、父親が、”共産党の言ってることは間違っているとは思わない。
しかし、世の中はそんなに思い通りにはならない。
つらい思いをさせたくない”と話しました。
「親心だったんですね」と紙さん。
31歳で参議院比例候補として初立候補。
最終盤、実家の前での演説で、父親が応援弁士をすることになり驚きました。
父親は訴えました。
「自分も戦争体験者だ。今再びきな臭いにおいが立ち込めている時、共産党の人は
私利私欲なく世の中をよくしようと、夜になく昼になく駆けずり回っている」。
隣で聞いていた紙さんは「胸がいっぱいになって、涙で目の前が見えなくなってしまい
ました」
国会議員になり、どうしても忘れられないのは東日本大震災で自ら被災しながら地域
の人たちと力をあわせて救援活動に頑張る党員、地方議員の人びとです。
「こういう政党が伸びなければ世の中はよくならない。今がその時です」
20代の女性など3人が入党しました。
(しんぶん赤旗 2014.7.24掲載)