2018年4月2日月曜日

北海道から国会前へ


岩渕 友 参院議員
「国民の願いを胸に」

 「自分や妻が関係していたら、首相も議員もやめる」。
この発言が森友学園への国有地格安払い下げをめぐる公文書
改ざんの出発点だったのではないか。日本共産党が追及して
きたことは、いまや誰もがそうだと思うこの問題の本質
です。
 首相官邸前、国会前は、昼も夜も多くの方が駆け付け、
抗議の声があがり続けています。
 23日、官邸前の抗議行動へ。あれだけの参加者のなかで、
北海道から参加したHさんに会ったときには驚きました。
行動に初めて参加する人が多いといいます。国政の私物化への怒りは大きいという
ことが、世論調査の結果にも表れています。抗議行動は各地に広がり、安倍政権を
追い詰めています。
 国会では野党6党が一致団結し、27日には佐川前理財局長の証人喚問が決まり
ました。安部昭恵氏、関係者の証人喚問を求める声が高まっています。この力で
首相を徹底究明し、内閣総辞職に追い込みましょう。
 国会が動き出し、参議院でも委員会質疑が始まりました。原発事故から7年
たった福島の実態を示し、加害者である国が責任を果たすよう安倍政権にただして
きました。原発事故は収束せず、被害も続いているのに、大飯原発、玄海原発が
相次いで再稼働されました。とんでもないことです。
 国会史上初めて共同提出された「原発ゼロ基本法案」の成立へ、力を尽くします。
           (しんぶん赤旗 2018.3.25掲載)