2018年4月19日木曜日
安倍政権は退陣に
岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」
経済産業省の「エネルギー教育モデル校」制度に基づい
て、町立ニセコ高校での公開講座に関わって起きた「教育
への不当介入」事件。北海道経済産業局の幹部が講演直前
に講師を訪ね、東京電力福島第一原発事故の水素爆発時の
写真や原発コストの資料について、「特定の見方」「印象
操作」だと変更を求めたというものです。文部科学省に
よる前川前文部科学事務次官の授業に不当に介入した
ことに続く大問題です。
畠山和也前衆院議員が道経済産業局へ抗議を行い、
衆院経済産業委員会で笠井亮議員が「原発の広報推進の立場から圧力をかけた介入
ではないのか」と追求。世耕経産大臣は「誤解」「反省する」と答弁しましたが、
「誤解」などではなく、国の原発推進政策がこの問題の大もとにあります。
原発再稼働のために、福島の事故を終わったことにしようとする安倍政権に対
して、福島県民の怒りはとりわけ大きいものがあります。直近の県民世論調査では、
安倍政権の支持率は24.4%になりました。いまやこの怒りは多くの国民のもの
となり、全国の世論調査でも支持率は20%台に落ち込んでいます。
安倍政権が国政を私物化し、悪政を強行しようとするもとで、今回のような圧力
問題、隠ぺい、改ざん、ねつ造、セクハラなど、問題が次々と吹き出しています。
憲法を壊し、民主主義を壊す、安倍政権は総辞職しかありません。市民と野党の
共同の力を広げて、安倍政権を退陣に追い込みましょう。
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