紙 智子 参議院議員
「国会かけある記」
梅雨前線の影響で日本海側を中心に東北・北海道に大雨被害がもたらされました。被災された皆さんのお見舞い申し上げます。
北海道でも23、24日にかけて観測史上を上回る降雨量で被害が発生しました。26日に一級河川の雨竜川の氾濫被害が発生した深川市の多度志など訪ねました。田中昌幸深川市長自ら現場まで案内し、被害状況を説明して下さいました。
「昨年8月にも農業被害が出た。今回は水稲の出穂が終わっているので、このあと好天が続けば、持ち直すかもしれないが、そばは難しいだろう」と言われますJA[。利水ダムの嵩上げを行って湛水量(ためられる量)を増やすとか、河川の樹木の伐採や浅くなった川底を堀削し、流れやすくするなどの対策が必要で、そのためにも予算の確保など要望されました。JAきたそらちでも、岩田清正組合長から実情とともに、河川の水深を深くするための浚渫(しゅんせつ)などへの協力を要請されました。
27日には秋田県の由利本荘市、湯沢市、大仙市でつどいがありましたが、雄物川の氾濫で被害が出ており、つどいの合間を縫って被害調査をおこないました。河川の堤防が決壊し農地に土砂が入り込んでいます。
盛土の工事をしていた業者さんは、「上流から4カ所で決壊している。このあと、また雨が降る前に仕上げたいが、人手が足りない」と、現状を話していました。
異常気象なのか、いつどこで起きるか、わからない災害、できるだけ迅速に支援策がとれるよう取り組みたい。
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