岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」
総選挙後初となる特別国会が終わりました。自民・公明の与党が過半数割れとなったことによる変化がさっそく表れています。衆議院では首相を選ぶ首班指名選挙で30年ぶりの決戦投票となりました。野党が7つの常任委員会で委員長を占め、予算委員長や、総裁選挙でも総選挙でも大きな争点となった選択的夫婦別姓について議論することになる法務委員長を立憲民主党が担うことになりました。
日本共産党は、学生のみなさんの運動が広がる学費値上げストップを求め、新たに議員となった堀川朗子さんがさっそく質問主意書を提出し、各党に力を合わせようと呼びかける準備を始めています。自民党以外は一致し、要求を実現する可能性が開けています。
しかし、自動的には実現しません。国民のみなさんと力を合わせて世論と運動を広げること、国会論戦が大事です。
参議院も自民党議員が「野党と丁寧に話し合いをしないと」と話しかけてくるなど、変化を感じます。来年は都議選と参議院選挙です。今度こそ勝利できるように力をつけていきたい。
本格的な論戦の場となる臨時国会をめぐって、早期の開催をあらゆる機会をとらえて求めてきました。28日召集という報道もありますが、徹底的な論戦と裏金事件の真相究明と改定政治資金規正法改正など、やることは山積みです。やりがいある国会。政治を前に進めるために奮闘します。