畠山 和也 元衆議院議員
「国会かけある記」
物価高騰が収まりません。食料品・日用品に加え、寒冷地のくらしに欠かせない灯油も値上がりで、どこでも切実な声があふれています。
埼玉県での街頭演説後にも「共産党はドンドンくらしのことを訴えて」と、声がかかりました。手渡されたメモには「公共料金の値下げ」「消費税減税」「医療・介護の保険料軽減」「高い学費を下げる」などビッシリです。
洞爺湖町の新春交流会では、乾杯の音頭の前に「若い人の給料を増やします、と訴えてほしい。きっと話を聞いてくれるから」と、党への要望も添えられました。観光分野の中小企業では賃上げが進んでいない、というのです。
都心再開発の大型事業が進む札幌市。三次下請けだったという、エレベーター設置業者の実態を知る機会がありました。上層階の作業を進めるのに、エレベーターは早く設置するよう求められます。休みは返上、おにぎりを頬張りながら作業していたら涙がこぼれてきたと聞きました。
納期を急がされ、低単価を迫られ、それでもふんばる下請け業者や労働者があってこその大企業の富ではないのか。膨れ上がった内部留保に期限を区切って課税し、それを財源に中小企業の支援と賃上げを進めようーー日本共産党の提案は、道理あるものと私は確信して訴えたい。
他党に投票したという「僕は無党派」という方が、私の演説後に「やっぱりぶれない共産党に戻ってこようと思います」。こういう対話を広げていきたいです。