2021年11月2日火曜日

地に足つけて

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


残念ながら議席獲得はできませんでした。党員・後援会員のみなさんが大奮闘され、市民の風・北海道のみなさんの応援も、とても心強いものでした。今回の共通政策より前から「原発なくそう」「安保法制反対」と、いっしょに声をあげてきた積み重ねの大切さを実感しました。この道を揺るがないで進んでいけば、必ず政治は変えられます。

 急いでやらなければいけないことがあります。北海道の冬に欠かせない灯油の価格高騰への支援、道東・日高地方を中心に広がっている赤潮被害への対策、米価暴落だけでなくビートや乳製品でも不安が広がっていることなど、選挙期間中も切実な声が寄せられました。くりかえし、道民の苦難を軽減していかなければ。

 自民・麻生副総裁が「北海道のコメがおいしくなったのは温暖化のおかげ」と発言したことには怒りの声が広がりました。コツコツ続けた品種改良の努力をふみにじり、気候危機を容認するような政権でいいのか。早く新しい政治にしなければと、心から思いました。市民と野党が力をあわせることで、自民・公明を追いつめたことは間違いありません。この道を強めることや、選挙戦で訴えてきたことの実現に力を尽くします。

自転車を止めて演説を最後まで聞いてくれた青年が、まっすぐな目で「がんばってください」と声をかけてくれたことが忘れられません。地に足つけて、いっしょに進もう。あらためて心に誓ってがんばります。


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