2024年3月30日土曜日

農業守る国民運動を

 


 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

予算委員会のテレビ質問は見ている方が多いので、初めて聞いた方もわかるように質問するポイントをできるだけわかりやすく、難しい言葉は使わずパネルなどもつくって行います。今
回のテーマは三つ。一つは自民党の裏金問題、二つは能登半島地震・津波による被害への支援策、三つは農政です。 農業基本法の見直法案が出されているので、日本共産党の提案を示し抜本的改正を求めました。
 裏金問題の解明すべき核心点は、誰の指示で、いつからシステムが作られ、何に使われたのかなどです。政倫審で安倍派幹部がそろって「知らない、関わっていない」の一点張り。メディア各社の国民の世論調査で8~9割が「説明されていない」と回答したのは当然です。まともに答えない岸田文雄首相。こんな無責任な自民党政治は許せません。
 農政では「米つくって飯食えない」。問題は1時間当たりの農業所得は2015年が592円、20年には181円、2年と2年には100円に下がり、衝撃が走りました。ネット上でも次つぎ反応が。「稲作農家の1時間当たりの農業所得10円、政府は農業政策の無策に責任を感じてない。米すら守れず、国が守れるのか」「時給10円になったのは全農家の平均だからで、専業農家なら699円と言うけれど、それだってやばいんですけど・・・」「国の農業守れずに何が安全保障だよ! 軍事を増やしている場合じゃない」など。国民運動と一体に論戦でも頑張りたい。


2024年3月27日水曜日

日本から原発なくそう

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


予算委員会で、自然災害と原子力災害による複合災害時に避難できるのかについて質問しました。

 能登半島地震により家屋の倒壊、道路の寸断、過去最大級の隆起など甚大な被害が発生しました。能登半島には志賀原発がありますが、3.11後「止まっていてよかった」という声があがっています。

 避難計画は自治体がつくり、国や原子力規制委員会は計画づくりの支援をするという立場です。国は複合災害を想定して、陸路がダメなら、海路、空路などで避難できると言いますが、破綻していることは能登半島地震でも明らかです。避難の実効性を向上させるから大丈夫といいますが、安全神話に他なりません。

 規制委員会は、避難計画は自治体がやることで範ちゅう外と言います。国も規制委員会も自治体任せで責任を負わないのです。

 アメリカでは避難計画が認められなければ再稼働できません。地震と原発が重なっているのは日本だけです。地震国・日本に原発があってはならないということです。

 最大震度6強を観測した珠洲市にかつて原発の建設計画があり、住民の反対で凍結されました。北陸電力が住民の説得のために、「原発のあるまちでは、財源が豊かになり、農業の振興が図られています」というチラシをつくったそうです。「原発のあるまち」とは福島県双葉町のことです。世論調査では8割が深刻な原発事故が起こると答えています。これは泊原発はじめ全国の問題です。原発はなくすしかありません。


2024年3月23日土曜日

絵にかいた餅

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」

今国会で審議する法案の一つに、CCSに関する法案があります。CCSとは、二酸化炭素を分離、回収し、貯留する技術です。海域での実証事業が行われている北海道苫小牧市で、はたやま和也元衆院議員、立野広志9区候補、苫小牧市議団にも協力をいただいて調査してきました。
 政府はCCS事業で、二酸化炭素の排出が避けられない分野での排出を押さえるとし、そこに火力発電所も含めています。けれどもCCSを進めるということは化石燃料を使い続けるのが前提になります。 世界の国は石炭火力発電所の全廃期限を決めて取り組んでいて、G7で期限を決めていないのは日本だけです。
 コストが高く国民の負担が増えるのではないか、深刻な気候危機のもとで対策は急務であるにもかかわらず、いまだ実証事業の段階で対策が遅すぎるのではないかなど、さまざまな問題点が指摘されています。
 漁協でも話をうかがいました。二酸化炭素が漏れ出ないかなど、モニタリングの重要性とその時期などについて意見をお聞きしました。関係者との話し合いも重要です。 胆振東部地震や能登半島地震をみても、今後、地震などの影響がないのか懸念もあります。うかがった話を法案審議にいかしていきたいと思います。
 気候危機対策は待ったなしです。原発ゼロの決断、省エネの推進と、地域や住民と共生する再生可能エネルギーへの転換を求め、国会でも大いに論戦していきたいと思います。


2024年3月20日水曜日

「子ども時代」を保障する日本に

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


わが家では3月、上の子が高校を、下の子は小学校の卒業を迎えました。集団のなかで成長していく学齢期に、新型コロナ禍に襲われ、子どもと先生は模索の学校生活だったことでしょう。たくさんの思い出や友人ができたことに、一人の親として感謝しかありません。

 二人の子は、同じ保育所・学童保育所にもお世話になりました。特に立ち上げ間もなかった学童保育所は、私たち保護者も悩みながらの運営でした。一週間に及ぶ六年生のサイクリングキャンプは、他に得難い経験になったようです。餅つきや親子キャンプ、「親父の会」など通じて、親である私たちも成長させてもらいました。

 先日、参院内閣委員会で井上哲士参議院議員が学童保育について取り上げました。これだけ子どもたちに必要な学童保育なのに、指導員の48・4%が年収150万円未満という処遇なのです。専門職にふさわしい水準へ引き上げを急いでほしい。求められるのは、学童保育を児童福祉施設に位置づけるなど国としての公的責任です。

 後から取り戻すことができない「子ども時代」。この時代にこそできる経験や吸収を、じゅうぶん保障できる日本にしていきたいと心から思います。

 岸田政権は子育て支援に新たな国民負担を検討していますが、莫大な軍事費や不要不急の大型開発にこそメスを入れるべきではないのか。軍事大国と子育て応援は両立しないはずです。

 子どもたちの成長を願って、大人の私たちががんばりましょう。


2024年3月16日土曜日

今こそ政治にぬくもりを

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


 

今年の「311」も、道原発運らのみなさんとJR札幌駅前で黙とうしました。宮城県石巻市出身の私にとって、両親はじめ親族は無事なのか、町はどうなってしまうのかと絶望感に襲われた、あの日を忘れることはありません。
 復興支援活動を続けてき道内団体「子どもを守ろうよの会」の公演に足を運びました。福島と北海道を舞台に1年を経た子どもの成長とともに震災や原発事故をどう受け止め、どう生きていくか問う内容です。
 冒頭の緊急地震速報や避難を呼びかける有線放送は、演出といえ緊張感が思い出され、被災地で起きていた現実に胸が締めつけられます。避難するときの不安や葛藤も、胸に突き刺さってきました。そんな重いテーマも、多くの子どもたちが参加した太鼓演奏や、若い主人公たちが交流を重ねるなかで前を向いていくことなど、希望が伝わり救われた気持ちになりました。
 公演は最後に、原発事故で起きた分断を乗り越えようとする場面で終わります。だからこそ、今なお続く原発事故の異質さと、人生をふみにじられた怒りがひしひしと伝わってもきたのでした。事故などなかったかのように原発回帰へ進む岸田政権を本当に早く終わらせたい。カネの力で「核のゴミ」を押しつけるやり方も許されません。
 11日朝の街頭宣伝では、能登地方への救援募金に協力する青年の姿がありましたぬくもりある政治をとの息吹は、間違いなく広がっています。


2024年3月6日水曜日

岸田政権を追いつめよう

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


確定申告で真面目に税金を納める国民をよそ目に、裏金を懐に入れる自民党議員。誰が、いつから、何の目的で裏金をつくったのかと聞いても「知らぬ存ぜぬ」で済まそうとする。「こんなこと許せない!」と国民の怒りが湧き上がり、やっと自民党も「政治倫理審査会」の開催を受け入れました。

 ところが日程が決まったら、今度は「テレビはいやだ。出ない」と逃げる。このままでは年度内に予算が成立しないと焦った岸田総理が自ら「政治倫理審査会」に出ると勇んだそぶりをみせたものの、何を聞かれても、自民党の聞き取り調査をなぞるだけ。疑惑は深まるばかりです。 

 安倍派事務総長だった西村前経済産業相と松野前官房長官、塩谷元総務会長、高木前国対委員長が出席しましたが、口裏を合わせたように「一切関与はない」と全容解明に背を向けました。普通行わない土曜日に国会を開いて、予算案の採決を数の力で強行。岸田政権の危険な姿をあらわにしました。

 週明けから予算委員会の舞台は参議院に移りました。裏金疑惑はもちろん、国民の暮らしを切り捨てる一方、震災復興予算まで削って大軍拡にまわす予算案など許すことはできないという国民の世論と運動を広げて、岸田政権を追い詰めましょう。

 能登半島地震から2ヶ月が過ぎても、未だ生業の被災状況など全容が把握されていない現状があります。被災者の目線から何に力を入れる必要があるのか、直接把握して参議院での論戦に生かしたい。