2019年2月28日木曜日

紙智子参院議員
「道民本位の政治へ転換のチャンス」


24日、沖縄の辺野古埋め立て新基地建設をめぐる県民投票は、投票率52%を超え、うち72%が反対、知事選で玉城デニー候補が得た得票を超える圧倒的多数が反対を示しました。心から拍手を送りたい。政府は県民の民意を重く受け止め、辺野古埋め立てを中止すべきです。
北海道でも政治的対決軸をめぐる大きな動きがありました。知事選挙で市民と野党の共同の候補者が、石川知裕氏に決まったことです。日本共産党道委員会は、「市民の風・北海道」、立憲民主党、国民民主党、社民党などと協議し、石川氏を正式に推薦し勝利に向け全力をあげてたたかうことを表明しました。
憲法9条改憲反対、貧困と格差をなくし雇用を守る。農林水産業・中小企業を大切に、地域経済を守る。特に焦点となるカジノ誘致反対、鉄路を守る、脱原発について合意し、自身の「公民権停止問題」についても道民に対して反省の言葉が述べられました。
新しい知事を誕生させることができれば、安倍自公政権に従い、道民に苦しみを押しつけてきた自公道政を道民本位の政治に転換するチャンスとなるものです。
2月に入り、各地の集いや道議選必勝区での演説会に参加しました。第24回十勝「食と農のつどい」、札幌市北区女性のつどい、旭川市での演説会、小樽市でのつどいと漁業者との懇談、函館市での医療機関と農協訪問など、まったなしとなった統一地方選での完勝へ、必要な課題達成へ頑張りましょう!

2019年2月20日水曜日


畠山和也 前衆院議員
「希望の流れは北海道から」


 知事選の告示まで一ヵ月を切りました。野党が
あわせて押し上げる石川知裕さんは、札幌で
「北の鉄路存続を求める会」の緊急集会に参加
され、次のようなメッセージも寄せられました。
「早期の災害復旧と鉄路を存続させるため、関係
団体、住民のみなさんとともにたたかいます」。
 日高本線が高波によって不通となってから四年が経ちました。JR北海道は、沿線自治体の首長に「廃線を認めれば護岸を復旧する」と伝えたようですが本末転倒そのものです。本来は高橋知事が「どうして今まで復旧しなかったのか」とJR北へ問うべきところを、道職員がこのJR北の提案を伝える役割だったのですから、さらに情けない。道民の側に立つ知事を、何としても誕生させようではありませんか。
 日本共産党として、日高本線や留萌本線の沿線自治体議員でのJR要請もおこないました。道議会でも、鉄道の持っている価値を訴えながら存続を主張してきたのは日本共産党道議団です。ある首長さんは「国と道が一体となって鉄路を守るべき」とも述べられてきました。広く寒い北海道で枕木を1本1本並べていった先人は、希望ある北海道を夢見ていたはずです。
各地の演説会や「女性のつどい」は、どこでも熱気にあふれています。早く安倍政権を変えたくてウズウズしている感じでいっぱいです。まわりへの一声一声は、新しい政治をつくる希望のメッセージ。明るく元気にがんばりあいましょう。

2019年2月16日土曜日

泣いて、笑って未来開く


岩渕友 参院議員
「国民の願いを胸に」

 福島県女性党員学習交流会議に参加しました。40回目
となる会議です。会議が始まったころは、女性が泊まりが
けの会議に参加すること自体、たたかいだったと聞きました。
 当初は夜も分科会を行い、悩みや苦労などを交流しあう
涙、涙の会議だったけれど、「楽しく元気の出る会議にし
よう」と始まったのが夜の交流会でした。夜の交流会では、
笑って泣いて、歌って踊る。大門みきし参院議員が「見て
はいけないもの見てしまった」と言ったことは忘れられま
せん。
 原発事故から8年を迎えようとする町の現状を訴える候補、消費税増税ストップ
の署名行動や商店街訪問の経験、住民の運動と結んで議会を動かしてきた話、学校
給食費無料化をめざす運動など、地域に根を張り活動する姿が討論で生きいきと交
流されました。活動の力になり、新しい候補者や議員の決意になってきた会議でも
あります。
 今回、高橋千鶴子衆院議員の講演で「政治分野における男女共同参画推進法」施
行後の選挙についての話がありました。日本共産党の女性地方議員は1000人を
超え第1党です。
 戦後直後の1946年に共産党が発表した「日本人民共和国憲法草案」には、日
本国憲法が保障している女性の権利が盛り込まれていたことが紹介され、参加者を
励ましました。
 政治を切り開いてきたことを力に、選挙は明るく楽しく。私も頑張ります。

2019年2月14日木曜日


岩渕友 参院議員
「運動と結んで政治を前へ」

 通常国会開会から2週間余り、野党の追及で統計
不正問題での嘘と隠ぺいが次々と明らかに。特別監
委員会の報告書について、不正調査にかかわっ職員
に対する聞き取りが官房長や審議官同席で行われ、
告書の原案を厚生労働省が作成していました
関係者の国会招致がようやく行われたものの、統計不正
について答えないのはあまりにもひどいことです。
 失業した方や労災で亡くなられた方の遺族年金など、
命綱ともいえる給付が、2000万人、567億円過少
給付されていたことは重大であり、徹底解明が必要です。
 市民と野党の共同は国会冒頭から力を発揮しています。開会2日目には統計不正問題の野党合同集会が行われました。昨年、4野党と無所属の議員が国会史上初めて提案した「原発ゼロ基本法案」の審議入りを求める集会に、多くの市民と野党議員が集まりました。衆議院経済産業委員会の委員名簿が配られ、市民から審議入りを求める声を届けようと提起されています。委員会の運営を決める理事も委員も圧倒的に多いのが自民。この力関係を変えなくてはなりません。
 子ども医療費の無料化制度の創設、ペナルティの完全廃止実現をめざす集会にも全国各地から多くの方が参加、北海道のみなさんとも交流できました。運動と結んで政治を前へ、そして何といっても選挙で変える。全力を尽くします。
 

2019年2月9日土曜日

偽りの政治、許せない


紙智子参院議員
「国民の願いを胸に」

 通常国会が始まり、またもや不正が発覚しました。
毎月勤労統計の不正により、雇用保険や労災保険の
被害が2000万人におよびます。昨年の賃金の伸び
率がかさ上げされていたことになり、実質賃金はマイ
ナスだった可能性があります。
 それなのに消費税10%増税など、とんでもない。
第三者の調査というのも厚生労働省のお手盛り。うそと
偽り、忖度(そんたく)政治を許すわけにはいきません。
 2日は、日本共産党宮城県委員会主催した災害シンポ
ジウムに参加してお話ししました。東日本大震災から間もなく8年になろうと
しています。各地で災害が相次いでいます。北海道でも昨年震度7の胆振東部
地震とブラックアウト(全道停電)がありました。自然災害と人災は違います。
自然災害に備えて被害を減らす対策が軽視されていました。
 東日本大震災では、今も仮設住宅での暮らしを余儀なくされている皆さんの苦難、
医療費の打ち切りや子どもの心のケア問題、災害援護支援金の返済が被災者の生活
を圧迫しつつあります。まだまだ支援が必要です。実態に合わせた対応が求められ
ています。
 シンポジウムが終わると山形に向かいました。もっと早く行きたかったので
すが、足を骨折したために遅くなりました。多少の不安はありましたが、演説
会で、鶴岡のみなさんの顔を見て、激励をいただき元気をもらいました。

2019年2月5日火曜日


紙 智子 参院議員
「苦難軽減に役立つ論戦に」


 128日から通常国会が始まりました。統一地方選挙、
参議院選挙に直結する国会です。安倍政権を退陣に追い
込む論戦が求められます。
またもや不正が発覚しました。毎月勤労統計の不正、雇用
保険や労災保険2000万人に被害がおよびます。昨年の賃金
の伸び率がかさあげされた、実は実質賃金はマイナスだった可能性も疑われています。それなのに消費税10%増税など、とんでもありません。第三者の調査と言うのも厚生労働省のお手盛りです。ウソと偽り、そんたく政治を許してはなりません。真相解明が求められています。
そんな中21日、北海道じん肺勝利報告をかねた新春のつどいに参加しました。北海道住石マテリアルは、原告の訴えを認め賠償を約束、和解しました。原告の皆さんの長年の苦労が実りました。心から喜びたいと思います。この結果を見ることなく亡くなられた19名の方々には、心から敬意を表したいと思います。
2日には日本共産党宮城県委員会が主催した災害シンポジウムに参加し話しました。東日本大震災から間もなく8年になろうとしています。その後も各地で災害が相次ぎました。北海道でも震度7の胆振東部地震とブラックアウト。自然災害と人災は違います。自然災害に備えて被害を減らすために何が必要なのか。考える機会となりました。今も仮設住宅での暮らしを余儀なくされている皆さんの苦難軽減に、役に立つ国会論戦に、力を尽くそうと思いました。

2019年2月2日土曜日

住まいの貧困なくす議席を


畠山 和也 前衆院議員
「国民の願いを胸に」

 入居者11人が亡くなった、札幌市の施設
「そしあるハイム」火災から1年。すでに更地
となった現場には町内会による雪を固めた台が
設けられ、私も献花しながら、このような悲劇
を二度と起こすまいと誓いを新たにしました。
 この施設は、民間賃貸住宅などに入れない生活
困窮者の共同住宅でした。火災後に防火のための
行政指導は強められましたが、背景にある「住まい
の貧困」への解決はどこまで進んだのでしょうか。
 国は一昨年、「住宅セーフティネット法」を改正し、これにもとづき住宅確保へ
配慮が必要な方への家賃の低廉化(値下げ)支援が各地で行われています。北海道
では網走市や音更町、東北でも岩手・花巻市や宮城・大崎市で予算がつきました。
道として供給促進計画も策定されてきています。
 しかし、火災が発生した札幌市で予算や計画がないことが悲しく、残念でなりま
せん。明日の生活を見通せず、路上で過ごさざるをえなかった方にとって、このよ
うな共同住宅がどれだけ希望となっていたのか。困窮者を支援するNPO法人の理事
長さんが「命を守る仕事をしている自負がある」と語っていたことを思いだしました。
 はなやかな町づくりの一方で、格差と貧困が広がっています。くらしを守る地方自
治体の役割が問われるいま、地方選挙で日本共産党を大きくしなければ。私も力を尽
くします。