2018年11月17日土曜日

労働者をモノ扱いの政治


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 いま大問題になっている外国人労働者の受け入れ拡大
法案。連日のように野党合同ヒアリングが行われ、外国人
技能実習生の方々が「朝8時から夜12時まで働いて残業代
が1時間300円」「パワハラ、いじめにあった」「除染
作業をやらされた」など深刻な実態を訴えています。
 国際社会から奴隷労働と批判されているのが、技能実習
制度です。家族と離ればなれ、職場の選択や住まいの自由
など基本的人権が認められていません。
 無権利状態で働かせている実態が今でも大問題になっているのに、こうした実態を
放置したまま外国人の受け入れを増やすことになれば、さらなる人権侵害を招くこと
になります。まずは現状を解決しなければなりません。
 外国人労働者をモノのように扱う政治は、日本の労働者も大事にしていません。
先日、宮城県の医労連のみなさんが要請に来られ、「夜勤が月12回。14回という人
もいる。自分の時間がとれない」「人が足りず一人ひとりに寄り添ったケアができ
ない。仕事にみあう給料ではない」など、看護師と介護士の方から実態についてお聞
きしました。
 やりがいがあり、誇りをもてる仕事を続けたい。労働条件の改善と人手不足の解消、
社会保障の充実は待ったなしの課題です。
 一昨日は法案の拙速審議を許さない野党合同院内集会が開かれました。徹底審議で
廃案にするために力を尽くす決意です。
 (しんぶん赤旗  2018.11.17付から掲載)

2018年11月13日火曜日

介護に笑顔を


畠山和也前衆議員
「かけある記」

 苫小牧市へ行った際に「娘がお世話になりました」と
声をかけられました。教員を務めていたときの教え子の
お母さん! 名前を聞いてすぐ、はにかみ屋さんだった
顔が浮かびました。今は介護職場で働いているとのこと。
働きがいをもってがんばっている姿を想像して、とても
うれしく思いました。
 なにしろ、国が改悪を続けるため悲鳴があがりっぱなし
の介護現場。「介護の日」である11日には、札幌駅前で
「介護に笑顔を! 北海道連絡会」主催の集会とアピール
パレードがありました。テレビカメラも入って、明るい雰囲気のパレードは町ゆく
人の注目も集めました。
 しかし、実態は厳しい。利用者の立場から「半身が動かないのに要介護2。さらに
下げられる見込みと言われた」との発言や、職員の立場から「いい介護をと願っても
人手が少なすぎる」との訴えが重く響きました。心にしみたのは「認知症の母は
『お母さん』と呼んでもわからないのに、名前で呼ぶと応えてくれる。一人の人間
として尊重することの大事さを学んだ」とのスピーチ。どうして国が、一人ひとりを
大切にしようという現場に負担を押しつけ続けるのかと腹立たしくなりました。
 「消費税増税は社会保障のため」と導入されて間もなく30年、介護保険が始まって
18年。しかし、社会保障はよくなっていないと誰の目にも明らかです。はにかんだ
笑顔の教え子を思い出しながら、くらしに目を向けた政治へ何としてもきりかえます。

2018年11月10日土曜日

旭川で〝野党共闘は大賛成〝


畠山和也前衆院議員
「国民の願いを胸に」

 あすは旭川市長選挙の投票日です。都市部の首長選
挙では、北海道で初めてといっていい市民と野党の
共闘となりました。西川まさひと候補の勝利へ、
旭川市に知人・友人がいる方は支持の輪をお広げくだ
さい。
 旭川市では国民健康保険料を8年連続で引き下げて、モデル世帯で9万円以上の軽減となりました。
無料低額診療も、院外処方の薬代について市が助成
を始め、その期間が半年にまで拡充されています。
市民の運動と、党の輪戦が大きな役割を果たしてきました。西川候補の公約には、
さらなる拡充が反映されています。
 告示日には、なんと沖縄県・玉城デニー知事からの応援メッセージも届きました。
西川候補が自由党に所属していた縁だと思いますが、「オール沖縄」の共闘と北の
大地の共闘が響きあうなんて感無量です。私も選挙期間中、西川候補の応援に足を
運びました。
 支部のセンターにも足を運ぶと、ちょうど小池晃書記局長・参院議員の国会質問
を見ていた市民と対話になったという話を聞きました。日本共産党が西川候補の
支持を決めたことを伝えると「野党共闘は大賛成。早く安倍さんを終わらせないとね」
と応じてくださったそうです。安倍政治をもちこむ市政など復活させないと、党員
のみなさんも大奮闘されています。
 ひどすぎる安倍政治も自動的には終わりません。沖縄に続き、北海道でも共闘
の力で追い込みましょう!
(しんぶん赤旗 2018.11.10付から掲載)

2018年11月8日木曜日

地産地消の分散型電源へ


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 ブラックアウトの影響と今後どのような対策が必要かを
調査するため、紙智子参議院議員、畠山和也前衆議院議員と
十勝へ。家畜のふん尿をつかったバイオガス発電に取り組む鹿追町にうかがいました。
 鹿追町は、酪農と畑作を営む戸数が半々ということで、発電はもちろん、できた肥料を畑作農家が利用しています。発電で出た熱をつかって、チョウザメの飼育や冬場のマンゴー栽培も行われています。十勝管内では、こうした地域の特性を活かした発電の取り組みを、さらに広げられる可能性があります。
 しかし導入を阻んでいるのが、送電線に空きがなくつなげないという問題です。送電線の利用は先着優先というルールのもと、後から申し込んだ事業者には高額な増強費用が請求されることもあります。これでは小規模の再生可能エネルギー事業者は参加が難しい。拡充整備されるべきです。
 すでに送電線を押さえている原発は稼働していなくても、いつか稼働するときのためにと枠が押さえられています。こんなおかしな話はありません。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故で大型集中電源のリスクが明らかとなり、北海道の地震でも分散型電源へ転換する必要性が示されました。分散型への転換に国も北海道電力もどう取り組んできたのか。その責任が問われます。
 地域が主役、地産地消の分散型電源へ。エネルギー政策の抜本的な転換をするときです。

2018年11月2日金曜日

納得できる検証が必要


紙 智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 ブラックアウト(全道停電)はなぜ、どのように起きた
のか。避けることはできなかったのか。
 日本中が注目しています。26日、笠井亮政策委員長、
岩渕友参議院議員とともに調査を行いました。畠山和也前
衆院議員と真下紀子、菊池よう子、佐野弘美各道議のみな
さんも参加し、北海道、北農中央会、北海道電力、道生協連
を訪ね聞き取りをしました。
 北海道が、北電からブラックアウトの連絡を受けたのは、
何時かと聞くと、「問い合わせて聞いたのが5時35分
だった」と言います。ブラックアウトが起きたのは3時25分ごろ、2時間近くの
空白があります。北海道電力の側に聞くと、「社内規定は、直ちに関係機関に連絡
することになっている」と言います。なぜ北海道からの問い合わせが来るまで連絡
しなかったのか。「停電の規模がどれくらいの規模なのかわからなかったため連絡
が遅れた」などと言訳しました。電源が落ちたことを最も正確に把握できるのは、
電力会社の北電しかありません。停電が市民生活にどういう影響を与えるのか。
酪農をはじめ生業(なりわい)への被害を考えなかったのでしょうか。検証委員会
(電力広域的運営推進機関の第三者委員会)の中間報告は「北海道電力の対応が
不適切だったとは言えない」と言います。
 停電で苦しむ道民の姿が見えないものは、検証などと言えるものではありません。
道、北電、国の対応を含め道民が納得できる検証を急ぐ必要があります。

2018年10月20日土曜日

農業犠牲にさせない


紙 智子 参院議員
「国民の願いを胸に」

 「安倍さんにこのままやらせていたら、日本農業はつぶさ
れる」。北海道・東川町の演説会で農業関係者からの訴えです。
9月26日、日米2国間の貿易交渉について、安倍首相がいくら
「あれは日米TAG(物品貿易協定)であって包括的なFTA
(自由貿易協定)とは違う」とごまかそうとしても、農民は
「自動車業界の要求を優先させ、農業を犠牲にしようとして
いる」と、不信感を募らせています。
 青森市議選と福島知事選、県議補欠選挙は28日が投票日
となります。沖縄県知事選での勝利を確信に、地方からも
安倍政治ノーの審判を下そう!青森市議選では、中学校までの子どもの医療費無料化
をはじめ市民の願いを前進させる6人全員の当選を。
 福島では、「福島切り捨ての安倍内閣にモノ言えぬ県民置き去り県政ではだめ。
県民の命とくらしを守る県政へ、9条改憲と原発再稼働に固執する安倍政権に審判
を下し、新しい政治を開こう!」と、安倍政治退場への声はますます高まっています。
 西日本豪雨災害対策が急がれれているのにカジノを優先させ、台風、大地震被害
より自民党総裁選を優先させ国会を開かなかった安倍政権。いよいよ臨時国会が始ま
ります。ブラックアウト(全域停電)の解明、災害から国民の命を守る抜本策、日米
FTA中止、安倍改憲も消費税10%増税も許さず、破たんした安倍政治終焉(しゅう
えん)へ力を合わせましょう。
 (しんぶん赤旗 2018.10.20付から転載)
 

2018年10月17日水曜日

選挙勝利へギアチェンジ


岩渕 友 参院議員
「国会かけある記」

 翁長前知事の遺志を継いで辺野古新基地建設反対を訴える
玉城デニーさんが、官邸丸抱えの相手候補に勝利した沖縄県
知事選挙。先日、デニー新知事が国会の日本共産党控室に
あいさつに来られました。議員団は嬉しさ爆発。拍手と歓声
で迎えました。14日投開票の沖縄県豊見城市長選挙でも、
「オール沖縄」の山川仁市長が誕生。沖縄県知事選挙の結果
は、市民と野党が本気の共闘を行えば、安倍政権を倒す
ことができるという展望を示しました。民意を踏みにじる
政治はもう終わりにしたい。
 13、14日に行われた第5回中央委員会総会では、当面するたたかいの最大の
課題として、安倍9条改憲阻止と来年10月の消費税10%増税中止を提起しま
した。その翌日、安倍首相は自衛隊観閲式で9条に自衛隊を書き込むと言い、消費税
増税方針を表明しました。いよいよ臨時国会も開会となります。民意を踏みにじる
安倍政権に、世論と運動、共闘の力で対決していく正念場です。
 5中総では、紙智子参院議員と畠山和也前衆院議員が、北海道地震での党の奮闘
と参議院選挙勝利の決意を発言しました。「使える制度はすべて使う。制度になって
いなくてもあきらめず切り開いていく」。現場の声を誰よりも聞き、その願いがどれ
だけ切実なのかが分かるからこその決意。この決意にこたえたい。
 統一地方選挙・参議院選挙勝利へギアチェンジを。安倍政権を倒し、自民党政治を
終わらせるときです。