2024年4月27日土曜日

平和外交で気候危機打開

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」

今国会で審議する法案の一つに、CCSに関する法案があります。CCSとは、二酸化炭素を分離、回収し、貯留する技術です。海域での実証事業が行われている北海道苫小牧市で、はたやま和也元衆院議員、立野広志9区候補、苫小牧市議団にも協力をいただいて調査してきました。
 政府はCCS事業で、二酸化炭素の排出が避けられない分野での排出を押さえるとし、そこに火力発電所も含めています。けれどもCCSを進めるということは化石燃料を使い続けるのが前提になります。 世界の国は石炭火力発電所の全廃期限を決めて取り組んでいて、G7で期限を決めていないのは日本だけです。
 コストが高く国民の負担が増えるのではないか、深刻な気候危機のもとで対策は急務であるにもかかわらず、いまだ実証事業の段階で対策が遅すぎるのではないかなど、さまざまな問題点が指摘されています。
 漁協でも話をうかがいました。二酸化炭素が漏れ出ないかなど、モニタリングの重要性とその時期などについて意見をお聞きしました。関係者との話し合いも重要です。 胆振東部地震や能登半島地震をみても、今後、地震などの影響がないのか懸念もあります。うかがった話を法案審議にいかしていきたいと思います。
 気候危機対策は待ったなしです。原発ゼロの決断、省エネの推進と、地域や住民と共生する再生可能エネルギーへの転換を求め、国会でも大いに論戦していきたいと思います。


2024年4月24日水曜日

比例議席奪還の決意新たに

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


「教えるとはともに希望を語ること、学ぶとは誠実を胸に刻むこと」、この言葉どおりの生き方を貫かれた児玉健次元衆議院議員を「語る会」が4月14日、教え子や教員仲間、国会でともにたたかった穀田恵二衆議院議員や元秘書が駆けつけて札幌市内で開かれました。

 児玉さんは、次代を担う若者や、戦争を乗り越えて生きてこられた先輩の思いを含めて、あらゆる課題を取り上げ、自民党政権と正面から立ち向かいました。

 私はその果敢な姿に感銘を受けていました。「語る会」で、私たちがすべきことは何かを考えました。岸田自公政権は、戦争の犠牲の上に築かれた平和と民主主義の土台をことごとく突き崩し、戦争する国づくりを突き進んでいます。この政権を一日も早く終わらせ新しい政治に変える。北海道から衆議院比例代表の議席の奪還を必ず果たす決意を新たにしました。

 4月21日は中部民商創立50周年・共済会41周年の記念式典に参加。札幌の中心街で、業者のいのちと暮らし、営業を守るためにたたかってきた皆さんと交流しました。

 国会では国土交通委員会で「総合的な防衛体制強化の一環」として特定利用港湾を道内五カ所で指定した問題を取り上げました。議会や住民に説明されず、米軍の使用も可能とする民間港湾の軍港化はやめるよう求めました。

 農業では、4月末から参議院で「農業・食料・農村基本法」の審議が始まる見通しです。いのち、食、農を原点に頑張ります。


2024年4月20日土曜日

「役に立てるなら」党に入る

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


帯広市で入党してくださった方は、生コンミキサー車の運転手だったお兄さんでした。下請け業者を守るため、民商での活動にも熱心だったとのこと。

あたたかく支え合う社会をつくるために、あなたも入党をと呼びかけると、「自分でも役に立てるなら」と決意されました。

党との出合い、いろんな気づきや変化を聞きながら入党の後押しができることは本当に楽しく、ありがたい役割です。その喜びを、支部のみなさんと分かち合えるのもうれしいことです。

北空知留萌地区の「女性のつどい」で話す準備にと、過去の「そらち民報」を読んでいたら、国政候補を務めた外尾静子さんの文章に出合いました。小学校卒業後すぐ奉公に出て、結婚後は連れ合いを病気で亡くし、戦中・戦後に子ども6人を一人で育ててこられた女性へ、入党を呼びかけた時のものです。「日本の女たちがなめてきた苦しみ、流してきた涙を共産党は決してむだにすまい・・あなたと同じように苦労して今は年老いたお年寄りのなかで、どうかよい相談相手になってあげてください」とハンカチをぬらしながらの外尾さんの訴えに、女性は「私でも役に立てるなら」と応えたのでした。

どの時代も変わらず、世の中を少しでも良くするため役に立ちたいと、国民の苦難軽減に献身するのが日本共産党と再確認です。自己保身の裏金議員ばかりの自民党政治を変える力は私たち自身にあると、胸を張って訴えていきましょう。


2024年4月17日水曜日

再エネの抜本的拡大こそ

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


経済産業委員会で再生可能エネルギーの出力抑制について質問しました。この問題はこれまでも質問してきました。出力抑制は、せっかく再エネで発電した電気を捨てることになります。再エネ事業者になんの補償もありません。再エネから撤退する事業者が増え、そもそも参入できなくなってしまいます。

 とりわけ中国エリアの出力抑制が増えています。中国電力は24年度も急増すると見込んでいますが、その要因の一つに島根原発の運転再開があります。昨年12月に質問をした際、「原発を出力抑制した実績はない」との答弁がありました。出力抑制には順番があり、原発は最後になるルールです。

 政府は原発再稼働や運転期間の延長などを、強力に推進しています。これでは再エネの出力抑制が続くことになります。2030年ごろの長期見通しでは、北海道の出力抑制率は50%を超える見込みです。経産省はもっと増える可能性があるとしています。出力抑制への補償と、事業予見性を持てるようにすることが必要です。

 今年度はエネルギー基本計画の見直しが行われます。石炭火力発電の廃止と化石燃料依存をやめ、原発ゼロを決断し、再エネに抜本的にシフトさせましょう。

 国会では、石炭火力発電を使い続けることになると環境団体などから懸念が示されている水素・CCS(CO2地下貯留)法案が衆議院で可決されました。実証実験が行われている苫小牧市での調査をいかして審議したい。


2024年4月10日水曜日

北海道を戦争拠点にするな

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


会議での上京にあわせて、久しぶりに国会へ。紙智子参議院議員の秘書にセットしてもらい、国家安全保障局などから「特定利用空港・港湾」の概要について説明を受けました。

 自衛隊・海上保安庁が「平素から必要な空港・港湾を円滑に利用できる」ようにと、今月一日に全国16施設を閣議決定にて指定しました。北海道は5港湾(石狩湾新・苫小牧・釧路・室蘭・留萌)が対象です。

 今でも自衛隊などは手続きを踏んで利用しているのに、なぜ「特定利用」と位置づけるのか、問うなかでわかったのは、武力攻撃事態等の有事においては港湾を活用できる(「特定公共施設利用法」)のですが、そのためにも平素からの調整が必要になるという点。つまり、有事の際の特定港湾になりうるのです。

 その点を厳しくただすと、「有事だけでなく災害へも対応できる」など言い繕うのですが、要は「戦争する国づくり」の一環ではないのか。それが閣議決定だけで決められ、さも当然であるかのような官僚の発言に危機感を強めました。

 党議員は地方議会・管理組合議会で厳しく指摘し、室蘭では市への要請もおこないます。そもそも裏金にまみれた自民党、岸田政権の大軍拡など許せません。「北海道を戦争拠点にするな」の声を、ひときわ大きくしていきましょう。


2024年4月3日水曜日

北海道の経済「再生」考える

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


雪解けがすすむ札幌市内で行われた北海道の経済「再生」を考えるシンポジウムに参加しました。300人を大幅に超える参加者で椅子を増やすほどの大盛況ぶりです。期待のあらわれではないかと思いました。

 第一部で大門実紀史前参議院議員が、日本共産党の「経済再生プラン」が掲げる3つの柱について、賃金の大幅引き上げ、社会保障の充実と消費税5%への減税、農業予算を増やして食料自給率の向上を図るなど、「失われた30年」の分析と、それにかみ合った実現可能な党の政策を語られました。

 真下紀子道議会議員団長は、北海道知事の裏金問題を、日本共産党の調査をもとに質し、党の存在感に道民の注目が集まっていること、「くらしや農業を守るのではなく半導体など特定企業の特別扱い」などの道の問題点を示し、希望の持てる北海道経済を切りひらこうと呼びかけました。

 第二部では、不動産・建築士事務所の大石清司さん、農業分野から酪農家で観光牧場を経営する金川幹夫さん、労働分野から札幌地区労連の岩崎唯さんの報告。その後はフロアーから活発に意見が出されました。

 私からも、日本共産党の食と農業の再生プランの内容や、国会での論戦にもふれ、国会報告を兼ねて閉会あいさつをさせていただきました。 

 帰りがけに女性の方が「経済と聞いて、難しいかと思ったけれど、とてもわかりやすく勉強になりました。来て良かったです」と話されました。今後の力にしていきましょう。

 

 


2024年3月30日土曜日

農業守る国民運動を

 


 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

予算委員会のテレビ質問は見ている方が多いので、初めて聞いた方もわかるように質問するポイントをできるだけわかりやすく、難しい言葉は使わずパネルなどもつくって行います。今
回のテーマは三つ。一つは自民党の裏金問題、二つは能登半島地震・津波による被害への支援策、三つは農政です。 農業基本法の見直法案が出されているので、日本共産党の提案を示し抜本的改正を求めました。
 裏金問題の解明すべき核心点は、誰の指示で、いつからシステムが作られ、何に使われたのかなどです。政倫審で安倍派幹部がそろって「知らない、関わっていない」の一点張り。メディア各社の国民の世論調査で8~9割が「説明されていない」と回答したのは当然です。まともに答えない岸田文雄首相。こんな無責任な自民党政治は許せません。
 農政では「米つくって飯食えない」。問題は1時間当たりの農業所得は2015年が592円、20年には181円、2年と2年には100円に下がり、衝撃が走りました。ネット上でも次つぎ反応が。「稲作農家の1時間当たりの農業所得10円、政府は農業政策の無策に責任を感じてない。米すら守れず、国が守れるのか」「時給10円になったのは全農家の平均だからで、専業農家なら699円と言うけれど、それだってやばいんですけど・・・」「国の農業守れずに何が安全保障だよ! 軍事を増やしている場合じゃない」など。国民運動と一体に論戦でも頑張りたい。


2024年3月27日水曜日

日本から原発なくそう

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


予算委員会で、自然災害と原子力災害による複合災害時に避難できるのかについて質問しました。

 能登半島地震により家屋の倒壊、道路の寸断、過去最大級の隆起など甚大な被害が発生しました。能登半島には志賀原発がありますが、3.11後「止まっていてよかった」という声があがっています。

 避難計画は自治体がつくり、国や原子力規制委員会は計画づくりの支援をするという立場です。国は複合災害を想定して、陸路がダメなら、海路、空路などで避難できると言いますが、破綻していることは能登半島地震でも明らかです。避難の実効性を向上させるから大丈夫といいますが、安全神話に他なりません。

 規制委員会は、避難計画は自治体がやることで範ちゅう外と言います。国も規制委員会も自治体任せで責任を負わないのです。

 アメリカでは避難計画が認められなければ再稼働できません。地震と原発が重なっているのは日本だけです。地震国・日本に原発があってはならないということです。

 最大震度6強を観測した珠洲市にかつて原発の建設計画があり、住民の反対で凍結されました。北陸電力が住民の説得のために、「原発のあるまちでは、財源が豊かになり、農業の振興が図られています」というチラシをつくったそうです。「原発のあるまち」とは福島県双葉町のことです。世論調査では8割が深刻な原発事故が起こると答えています。これは泊原発はじめ全国の問題です。原発はなくすしかありません。


2024年3月23日土曜日

絵にかいた餅

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」

今国会で審議する法案の一つに、CCSに関する法案があります。CCSとは、二酸化炭素を分離、回収し、貯留する技術です。海域での実証事業が行われている北海道苫小牧市で、はたやま和也元衆院議員、立野広志9区候補、苫小牧市議団にも協力をいただいて調査してきました。
 政府はCCS事業で、二酸化炭素の排出が避けられない分野での排出を押さえるとし、そこに火力発電所も含めています。けれどもCCSを進めるということは化石燃料を使い続けるのが前提になります。 世界の国は石炭火力発電所の全廃期限を決めて取り組んでいて、G7で期限を決めていないのは日本だけです。
 コストが高く国民の負担が増えるのではないか、深刻な気候危機のもとで対策は急務であるにもかかわらず、いまだ実証事業の段階で対策が遅すぎるのではないかなど、さまざまな問題点が指摘されています。
 漁協でも話をうかがいました。二酸化炭素が漏れ出ないかなど、モニタリングの重要性とその時期などについて意見をお聞きしました。関係者との話し合いも重要です。 胆振東部地震や能登半島地震をみても、今後、地震などの影響がないのか懸念もあります。うかがった話を法案審議にいかしていきたいと思います。
 気候危機対策は待ったなしです。原発ゼロの決断、省エネの推進と、地域や住民と共生する再生可能エネルギーへの転換を求め、国会でも大いに論戦していきたいと思います。


2024年3月20日水曜日

「子ども時代」を保障する日本に

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


わが家では3月、上の子が高校を、下の子は小学校の卒業を迎えました。集団のなかで成長していく学齢期に、新型コロナ禍に襲われ、子どもと先生は模索の学校生活だったことでしょう。たくさんの思い出や友人ができたことに、一人の親として感謝しかありません。

 二人の子は、同じ保育所・学童保育所にもお世話になりました。特に立ち上げ間もなかった学童保育所は、私たち保護者も悩みながらの運営でした。一週間に及ぶ六年生のサイクリングキャンプは、他に得難い経験になったようです。餅つきや親子キャンプ、「親父の会」など通じて、親である私たちも成長させてもらいました。

 先日、参院内閣委員会で井上哲士参議院議員が学童保育について取り上げました。これだけ子どもたちに必要な学童保育なのに、指導員の48・4%が年収150万円未満という処遇なのです。専門職にふさわしい水準へ引き上げを急いでほしい。求められるのは、学童保育を児童福祉施設に位置づけるなど国としての公的責任です。

 後から取り戻すことができない「子ども時代」。この時代にこそできる経験や吸収を、じゅうぶん保障できる日本にしていきたいと心から思います。

 岸田政権は子育て支援に新たな国民負担を検討していますが、莫大な軍事費や不要不急の大型開発にこそメスを入れるべきではないのか。軍事大国と子育て応援は両立しないはずです。

 子どもたちの成長を願って、大人の私たちががんばりましょう。


2024年3月16日土曜日

今こそ政治にぬくもりを

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


 

今年の「311」も、道原発運らのみなさんとJR札幌駅前で黙とうしました。宮城県石巻市出身の私にとって、両親はじめ親族は無事なのか、町はどうなってしまうのかと絶望感に襲われた、あの日を忘れることはありません。
 復興支援活動を続けてき道内団体「子どもを守ろうよの会」の公演に足を運びました。福島と北海道を舞台に1年を経た子どもの成長とともに震災や原発事故をどう受け止め、どう生きていくか問う内容です。
 冒頭の緊急地震速報や避難を呼びかける有線放送は、演出といえ緊張感が思い出され、被災地で起きていた現実に胸が締めつけられます。避難するときの不安や葛藤も、胸に突き刺さってきました。そんな重いテーマも、多くの子どもたちが参加した太鼓演奏や、若い主人公たちが交流を重ねるなかで前を向いていくことなど、希望が伝わり救われた気持ちになりました。
 公演は最後に、原発事故で起きた分断を乗り越えようとする場面で終わります。だからこそ、今なお続く原発事故の異質さと、人生をふみにじられた怒りがひしひしと伝わってもきたのでした。事故などなかったかのように原発回帰へ進む岸田政権を本当に早く終わらせたい。カネの力で「核のゴミ」を押しつけるやり方も許されません。
 11日朝の街頭宣伝では、能登地方への救援募金に協力する青年の姿がありましたぬくもりある政治をとの息吹は、間違いなく広がっています。


2024年3月6日水曜日

岸田政権を追いつめよう

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


確定申告で真面目に税金を納める国民をよそ目に、裏金を懐に入れる自民党議員。誰が、いつから、何の目的で裏金をつくったのかと聞いても「知らぬ存ぜぬ」で済まそうとする。「こんなこと許せない!」と国民の怒りが湧き上がり、やっと自民党も「政治倫理審査会」の開催を受け入れました。

 ところが日程が決まったら、今度は「テレビはいやだ。出ない」と逃げる。このままでは年度内に予算が成立しないと焦った岸田総理が自ら「政治倫理審査会」に出ると勇んだそぶりをみせたものの、何を聞かれても、自民党の聞き取り調査をなぞるだけ。疑惑は深まるばかりです。 

 安倍派事務総長だった西村前経済産業相と松野前官房長官、塩谷元総務会長、高木前国対委員長が出席しましたが、口裏を合わせたように「一切関与はない」と全容解明に背を向けました。普通行わない土曜日に国会を開いて、予算案の採決を数の力で強行。岸田政権の危険な姿をあらわにしました。

 週明けから予算委員会の舞台は参議院に移りました。裏金疑惑はもちろん、国民の暮らしを切り捨てる一方、震災復興予算まで削って大軍拡にまわす予算案など許すことはできないという国民の世論と運動を広げて、岸田政権を追い詰めましょう。

 能登半島地震から2ヶ月が過ぎても、未だ生業の被災状況など全容が把握されていない現状があります。被災者の目線から何に力を入れる必要があるのか、直接把握して参議院での論戦に生かしたい。


2024年2月27日火曜日

熱い思い 43万人分

  


 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

「被災地支援を! 裏金徹底解明! 何よりいのち、大軍拡・大増税ノー!」を掲げ、新日本婦人の会のみなさんが秋の行動で集めた署名提出集会が14日に行われました。「税の集め方・使い方の抜本的見直しを求める請願」「暮らしと社会保障の拡充を求める請願」「子育て・教育予算の大幅な拡充を求める請願」と、総数で4万人分。熱い思いが一筆一筆に込められた署名が、ドーンと届けられました。
 当日は議員室を要請にまわり、私の部屋にも北海道と宮城県、鹿児島県、山口県などのみなさんが来てくださいました。
 北海道の代表は「命とくらしを守る政治を!」「ミサイルよりミルクを!」とかわいいカット入りのプラカードを持参。 昨年も取り組んだ学校給食無償化や学校のエアコン設置とあわせて、個人情報である名簿を自衛隊へ提出する問題や共同訓練の危険性が語られました。山口県の方は農家で、「安全安心な食べものを生み出すために有機・地場産で努力している生産者が安心して続けられるように応援してほしい」との訴え。鹿児島県の方は「軍事にお金をかけるより、子どもたちに使ってほしい」など、国会に来られなかった人の分も含めて、迫力満点に訴えておられました。
 請願行動は初めてという20代の会員さんを含め、次世代の新婦人のみなさんの力強い訴えが国会に春を届けてくれました。学び行動するパワフルで生き生きした姿は美しく力強いもので大いに触発されました。


2024年2月26日月曜日

被災地復旧、くらし最優先で

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


経済産業委員会の視察で、大阪・関西万博の会場に行ってきました。350億円と言われる「大屋根リング」にのぼると、工事がほとんど進んでいないことが分かります。リングは6割程度完成しているとのことでしたが新たな問題が。リングが先に完成すると、リングの内側に重機や資材を搬入するのが大変になるというのです。万博をめぐっては、カジノとの関係、1649億円にものぼる国費負担など、問題が次々明らかになってきました。能登半島地震の復旧・復興との関係では経済界からも懸念が示されています。被災地の復旧を遅らせることになるのではないかと質問をすると、「被災地が最優先」という回答が返ってきました。最優先というのであれば中止するべきです。

群馬県桐生市の演説会で話をする機会がありました。桐生市では生活保護をめぐって、生活扶助費を全額支給せず、毎日1000円を渡していたことが大問題になっています。本人に許可なく受領印を押す、従わないと保護を取り消すと脅すなど、違法性も指摘されるような窓口対応が常態化していたといいます。徹底した真相究明が必要です。

22日には、国が行った生活保護基準引き下げの取り消しを求めて全国で行われているいのちのとりで裁判のうち、津地裁で減額は違法とする判決が出されました。憲法25条が保障する健康で文化的な最低限度の生活、誰もが人間らしく生きることのできる社会の実現へ。みなさんと力を合わせます。


2024年2月21日水曜日

「裏金政治」に怒りの声を

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


これまでも金にまみれた事件のたび、自民党は反省を口にしてきました。しかし、「金と利権」の政治は温存されて財界・大企業は潤う一方、くらしや地域は痛めつけられてきました。裏金事件への怒りは、このような自民党政治への怒りと表裏を成すものです。

 終わりが見えない物価高騰に、厳しい生活を強いられている高齢者や困窮世帯。進学・進路のこの時期、数万・数十万円の出費を迫られている子育て世帯。確定申告が始まり、重税とインボイスに苦しめられている中小零細業者やフリーランス。いま私たちが怒らずして、いつ怒るというのでしょう。

 先月、ある町で日本共産党へ入党した方は、かつて自民党議員を応援していたそうです。別の町の集いでは、「共産党は、自民党のように金で辞めた国会議員はいなかったんですか」と聞く方がいて、おりませんと答えると「安心しました」。全有権者規模で、党の姿や値打ちを知らせなければと痛感しました。

 国政への要望もたくさん寄せられ、反映させたいと思いつつ、衆議院予算委員会での質問時間が15分や20分では圧倒的に足りません。質問者を交代しながら1時間も追及する他の党に比べたら、あまりに悔しすぎます。今度こそ、必ず議席を奪還したい。

 先日の道党会議で、千葉隆委員長・金倉昌俊書記長など新しい道委員会の体制となりました。退任した青山慶二前委員長は、私を専従へと導いてくれた恩師でした。思いを継ぎ、新たな気持ちでがんばります。


2024年2月17日土曜日

化石燃料使い続けるのか

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」

今国会で審議する法案の一つに、CCSに関する法案があります。CCSとは、二酸化炭素を分離、回収し、貯留する技術です。海域での実証事業が行われている北海道苫小牧市で、はたやま和也元衆院議員、立野広志9区候補、苫小牧市議団にも協力をいただいて調査してきました。
 政府はCCS事業で、二酸化炭素の排出が避けられない分野での排出を押さえるとし、そこに火力発電所も含めています。けれどもCCSを進めるということは化石燃料を使い続けるのが前提になります。 世界の国は石炭火力発電所の全廃期限を決めて取り組んでいて、G7で期限を決めていないのは日本だけです。
 コストが高く国民の負担が増えるのではないか、深刻な気候危機のもとで対策は急務であるにもかかわらず、いまだ実証事業の段階で対策が遅すぎるのではないかなど、さまざまな問題点が指摘されています。
 漁協でも話をうかがいました。二酸化炭素が漏れ出ないかなど、モニタリングの重要性とその時期などについて意見をお聞きしました。関係者との話し合いも重要です。 胆振東部地震や能登半島地震をみても、今後、地震などの影響がないのか懸念もあります。うかがった話を法案審議にいかしていきたいと思います。
 気候危機対策は待ったなしです。原発ゼロの決断、省エネの推進と、地域や住民と共生する再生可能エネルギーへの転換を求め、国会でも大いに論戦していきたいと思います。


2024年2月14日水曜日

アイヌ民族の権利回復を

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


北海道浦幌町のラポロアイヌネイション(旧浦幌アイヌ協会)の会長としてアイヌの権利回復に粘り強く取り組んでこられた差間正樹さんが6日未明、病気のため亡くなられました。心からの哀悼をささげます。

 差間さんのお話を思い出しました。「アイヌとして生活していくとはどういうことなのかをずっと考えてきた」。そして「自分がアイヌであることを表に出して堂々と生活することで、相手との関係が変わっていくのを感じてきた」と語っておられました。苦悩を乗り越えて決断した力強さを感じました。

 日本共産党北海道委員会が主催した「アイヌ民族の権利を考える」シンポジウムやフォーラムでご一緒し、アイヌ先住民族の権利を回復させるために、盗掘された遺骨返還や、川でサケを獲る権利を求め粘り強く取り組み、前進を切り開いてきたお話に、深い敬意を抱いてきました。実際に103体の遺骨返還を実現させ故郷に埋葬。サケの捕獲は先住権であることを裁判を通じて提起し、たたかってこられました。

 昨年5月に浦幌町で国際シンポジウムを開催し、カナダや台湾、アメリカ、フィンランドなどの、先住民のたたかいが交流されたことも、たいへん有意義でした。生き生きとした差間さんの姿がありました。

 今年は、2019年に成立した「アイヌ施策推進法」の見直しが始まります。アイヌのみなさんと力をあわせ、権利回復に取り組みたいと思います。


2024年2月10日土曜日

連帯の力で理不尽打破

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


 

党大会では、東北地方はじめ全国で活躍する学生時代からの仲間に会えました。学生自治会や教育系学生ゼミナールの活動を通じて、「民主的な教師への成長を」と、若き情熱を燃やして夜遅くまで話し合った記憶がよみがえりました。
 いい仕事をしたいと願い、必死に学んで経験を積んでも、非正規雇用や雇い止めという現実があります。専門性が求められ、本来は無期雇用であるべき公務職場でも「三十数人の職員で、正規雇用は3人」という実態を聞いたときは驚きました。公務でも民間でも、雇用の心配を抱えて、いい仕事ができるでしょうか。
 札幌で「非正規雇用問題を考える会」(日本労働弁護団北海道ブロック主催)が開かれました。 雇い止め撤回を掲げストライキを実施した労組や、「要求は毎年継続」して無期雇用に転換できた労組の報告に、大きな拍手が寄せられました。会計年度任用職員制度の「公募ルール」をやめる自治体も、じわりと増えているとの発言もありました。
 私も仙台市で臨時教員を務めた時期があり、学級担任を任せられました。引け目を感じつつも、先輩の教員からは「臨時でも同じ職場の仲間」と励まされ、ある先輩党員は「信頼を得られるような仕事や実践をしていれば大丈夫」と背中を押してくれました。 正規採用をめざして励ましあったのが、冒頭に紹介した仲間たちだったのです。
 連帯の力で、理不尽な働かされ方を変えよう。どんどん広げていきたい。


2024年2月7日水曜日

金権腐敗政治の一掃へ

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


自民党の裏金事件の集中審議から始まる異例の開会となった通常国会。岸田首相の施政方針演説などに対する代表質問が行われ、衆議院では志位和夫さん、参議院では田村智子さんが質問に立ちました。田村さんは委員長になって初めての代表質問です。

 本会議場で田村さんの凛とした質問が響きわたり、与党も野党も聞き入っていた姿が印象的でした。岸田首相は、能登半島地震で被災した住民の声と実態を突きつけられても、「やっている」と言い、志賀原発の問題でも、避難計画の破たんは明らかなのに認めず、原発に固執する姿勢をあらわにしました。田村さんは無責任な態度を厳しく批判し、原発ゼロの決断を迫りました。岸田首相は、裏金事件で真相解明すると言わず、自身の政治資金パーティーの問題についてもまともに答弁できませんでした。

 4日に投開票となった群馬県前橋市長選挙は、野党が推した小川あきらさんが、自民・公明が推薦する現職を破って勝利しました。京都市長選でも福山和人さんが大健闘の結果となりました。裏金事件への怒り、自民党政治を変えてほしいという国民のみなさんの思いを示す結果となったのではないでしょうか。

 週末からは、党が呼びかけた金権腐敗政治を一掃のための署名も始まりました。カネで政治をゆがめる政治を許さないという世論を大きく広げて、国民のための政治へ。みなさんと力を合わせます。


2024年1月31日水曜日

命を守る政治を今こそ

 

畠山 和也 元衆議院議員

「かけある記」


能登半島地震から一ヵ月。真冬のなかの厳しい避難生活が報じられるたび、胸を痛める毎日です。日本共産党は引き続き救援募金を呼びかけていますので、ご協力をよろしくお願いします。

 道行政書士会の賀詞交換会でも、当然のごとく話題に。来賓として見えられた熊本県の会長さんが、「家を失った被災者が、自治体職員に厳しく迫ることもたびたびでした。しかし、その職員も被災者としてつらい思いをしています。間に立つ行政書士の役割は大きいのです」と、熊本地震の経験を話されました。

 全国から被災自治体へ職員が派遣されたり、日本共産党も現地で救援活動を続けています。助かった命を守りぬくために、国の支援強化を求めたい。あわせて考えなければいけないのは、自治体職員や医療・介護・福祉・保育、消防の職員がそもそも足りない実態です。

 能登地方だけでなく、これは北海道も同じ現実に直面しています。自民党政治のもとで、公的分野や社会保障が削られてきた結果ではないのでしょうか。胆振東部地震の時も同じ思いを持ったし、ケア労働の大事さはコロナ禍で深く学んだはずでした。命を守る政治に変えなければと、つくづく痛感しています。

 通常国会が始まりました。裏金について言い訳と責任転嫁ばかりの自民党と岸田首相に、どこでも怒りが湧き起こっています。もうカネと利権まみれの自民党には任せられない、日本共産党ならではの希望の道を。元気に訴えていきます。

発言に心打つ党大会

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


日本共産党第29回全国大会が15~18日開かれました。田村智子参院議員が幹部会委員長に就任。党史上初の女性委員長です。

 第28回大会で改定した党綱領の生命力が大会決議や報告で豊かに語られるとともに、実践で切り開いてきた代議員の発言が心を打ちました。

 前大会から4年間は激動の時代になりました。戦争と平和をめぐる逆流が生まれましたが、それに抗して軍事対軍事ではなく、外交の力を発揮して平和的に解決する道こそ必要です。東南アジア諸国連合(ASEAN)の取り組みに学び広げていく党の努力と提案が、世界の平和を希求する願いとも合致し実りつつあるとの発言がありました。

 コロナ禍で、いのち、暮らし、経済に大きな影響がでました。日々の生活にも事欠く人々に、食料支援を続け、温かい連帯の絆をつくり、日々仲間を増やしてきた青年学生の奮闘に胸が熱くなりました。改めて、よりよい政治への変革に取り組む日本共産党の存在の大切さを痛感しました。

 党大会後、4年ぶりの北見市「新春の集い」に参加。氷点下22℃でしたが、懐かしいみなさんと顔を合わせ語リ合いました。長年の運動を積み重ね、ついに18歳までの子ども医療費助成が実ったと嬉しい報告を受けました。能登半島地震では深刻な状況にある現地への支援活動が急がれていますが、北見でも何度も義援金募金に取り組み、市からタンクローリーで水の支援が行われると聞きました。各地から支援を広げましょう。

2024年1月17日水曜日

日本に原発いらない

 



岩渕 友 参議院議員

「国会かけある記」


一日に発生した能登半島地震から2週間余り。多くの方が犠牲になり、避難を余儀なくされています。お悔やみとお見舞いを申し上げます。

 避難が長期化し、寒さが厳しくなるもとで、震災関連死を絶対に起こさない、命を守る取り組みが重要になっています。

 現地では党組織や地方議員のみなさんがすぐに救援活動を行い、すぐに対策本部と現地をオンラインでつないで実態や要望を共有し、政府への緊急要望も行ってきました。私も全力を尽くします。

 これほど不安でいっぱいなときに、原発のことまで心配しなければならないことに怒りが募ります。石川県には志賀原発があります。地震の被害をうけた地域には、新潟県の柏崎刈羽原発はじめ、たくさんの原発が立地しています。

 地震によって使用済み燃料プールの水があふれたり、モニタリングポストが測定できなくなったり、変圧器の故障で外部電源が一部使えなくなって大量の油が漏れるなど、重大なトラブルが相次いでいます。想定を超える活断層の動きがあった可能性もあります。北陸電力と政府・規制委員会による徹底した調査と公表が必要です。避難計画といいますが、道路の寸断によって重大な事故が発生した場合、避難などとてもできないことは明らかになりました。地震国の日本に原発はいりません。

 こうした政治を変えるための歴史的な党大会。みなさんと力を合わせ奮闘します。

2024年1月13日土曜日

苦難あるところ共産党

 


 紙 智子 参議院議員

「国民の願いを胸に」


 

元日に発生した震度7の能登半島地震。テレビから「東日本大震災を思い出してください!」「直ちに逃げてください! 大津波警報が出されました! 直ちに高台に逃げてください!いのちを守る行動をとってください!」と繰り返される声に衝撃が走りました。

恐らく多くの家族が故郷に集まって新年を迎え、楽しいひとときを過ごしていたと思います。その時に一瞬にして大規模な地震と津波が押し寄せ、大惨事に。何ということかと、深い憤りに襲われました。
 一夜明けて、次第に被害状況が明らかになるにつれて、阪神・淡路大震災に匹敵する規模の地震だったことがわかりました。すると、新千歳空港を出発した旅客機が羽田空港で海上保安庁の飛行機と衝突し炎上のニュースが飛び込んできました。燃える機体が映し出され、間一髪で全員が脱出できたことがわかり、胸をなでおろしました。海上保安庁の方は、被災地に物資を届ける最中に5人が犠牲となったと知り、胸が痛みます。いつも利用している空港での痛ましい事故。こんな年明けは、初めてです。
 党の中央委員会は災害対策本部をつくり、井上哲士参院議員や藤野保史前衆院議員が現地に向かいました。北海道でも被災者救援募金を呼びかける街頭宣伝をスタート。3年ぶりの北農中央会や林業人の新年交礼会でも、被災地への支援が語られました。 「苦難あるところ日本共産党あり」の精神で頑張ります。


地震国に原発いらない

 


 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」

1日に発生した能登半島地震。一刻を争う救命、急がれる救援活動。「無事でいてほしい」という思いが募ります。
 現地では党組織や地方議員のみなさんがすぐに救援活動に取り組み、対策本部と現地をオンラインでつなぐ会議で実態や要望を共有し、政府からのレク (説明)と緊急要望も行ってきました。水や食料といった支援物資の供給、医療や介護支援など早急な対応が必要な状態です。 地震の被害を最小限にとどめ、安心な寝床や食料などを提供することは政治の責任です。
 仙台初売り宣伝から、救援募金に取り組み始めました。福島市でも募金をお願いしていると、冬休み中の子どもたちや、お金をおろして持ってきてくれる方など、幅広い方が足を止めてくれます。 「東日本大震災のときに支援してもらったから」「共産党はこんなに早く活動しているのね」という方も居ても立ってもいられないという思いが広がっていることを感じます。
 これほど大変な時に、なぜ「原発は大丈夫か」と心配しなくてはならないのか。石川県志賀(しか) 町の志賀原発はじめ、周辺には多くの原発が立地されています。地震で使用済み燃料プルの水があふれたり、モニタリングポストが測定できなくなったり、トラブル続きです。 地震国の日本に原発はいらない。この思いも強くしています。
 被災されたみなさんの命が守られ、一日でも早くくらしを再建できるように私も力を尽くします。


2024年1月10日水曜日

あたたかい連帯をいまこそ

 

畠山 和也 元衆議院議員

「国民の願いを胸に」


 

能登半島での大地震、羽田空港での接触事故と、心が落ち着かない年明けとなりました。亡くなられた方々へ心から哀悼の意を表し、被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。

 私の友人も富山県への移動中に被災しました。避難所にいても次々と襲ってくる余震に、心身ともに本当につらかったと言います。家族や家を失い、先を見通せない方々が多くいます。町の復興には、長い時間がかかりそうです。日本共産党は救援募金を呼びかけていますので、ご協力をよろしくお願いします。

 民青同盟北海道委員会が急きょ呼びかけた、三日の街頭募金に参加しました。民青メンバー同士のあたたかい連帯の思いと、中高生など若い世代が心を込めて募金している姿に、私もがんばろうと思いました。東日本大震災や胆振東部地震でも、力をあわせて支え合ってきたのですから。

 「こんなときに大軍拡や大阪万博などやめて、復興支援を最優先にすべき」との意見をいただきました。自民党の裏金疑惑も、全容は明らかになっていません。くらしと商売を圧迫している物価高騰、介護・福祉や交通・運輸などで顕著な働き手不足、インボイスやマイナ保険証の強行導入での混乱など、待ったなしの課題も山積みです。

 自民党政治を続けて、日本や北海道の明るい未来が見えるでしょうか。くらしや地域、平和・人権・環境を何より大事にする政治へ、日本共産党が今こそ前へと出ていく時。私も先頭にたってがんばりたい。


2024年1月1日月曜日

2024新春メッセージ「かけある記」

 

紙 智子 参議院議員

希望のある日本に変えよう



 新年おめでとうございます。裏金作りに励む自民党。消費税減税は拒否し、一回ポッキリの減税の後は恒久的な軍拡増税が。国民の痛みそっちのけで、財界・アメリカの要求を優先する、こんな政治は許せません。企業・団体献金禁止を実践し、「健康保険証をなくすな」「軍事より、医療・介護、農業、子どもの未来にこそお金を使え!」などの国民の声にこたえて奮闘する日本共産党の躍進で、希望のある日本に!ご一緒に変えましょう。

 




岩渕 友 参議院議員
新しい時代開く2024年へ


 どこでも、自民党による政治資金パーティーをめぐる裏金問題のことが話題になり、怒りが次々と出されます。先日うかがったところでも、「自民党の終わりの始まりですね」「日本共産党の出番ですね」と党への期待が寄せられました。この期待にこたえて自民党政治を終わらせるときです。1月15日から党大会が始まります。新しい時代を切り開く2024年へ。みなさんと力を合わせて大いに奮闘したいと思います。





はたやま和也  元衆院議員
もう自民党にまかせられない

「大企業ばかり優遇する自民党に嫌気がさして離党した」。自民党員だったという、ある中小企業社長の言葉です。国鉄や郵便局の民営化で地域の土台は壊され、安い農水産物輸入のもと農林漁業も展望が見えません。医療・介護・福祉などの働き手不足も深刻です。

 そのうえ物価高騰に裏金疑惑と、もう自民党に北海道の未来をまかせられません。

 総選挙で比例議席を回復し、自民党政治をおおもとから変えましょう。私もがんばります。