2020年1月11日土曜日

先輩が教えてくれた


畠山 和也 前衆議院議員
「国民の願いを胸に」
 
 「畠山くん、侵略戦争に日本共産党が反対していたことを知ってる?」-私が宮城教育大学に在学中、先輩のこの一言が党を知る始まりでした。「共産党」といえば中国の天安門事件が頭に浮かんでいた私にとって、とまどいと驚きの一言でした。この一言がなければ今の私はなかった、と言っても過言ではありません。
 その先輩が昨年末、病気で亡くなりました。亡くなる直前まで、こども食堂の支援や新日本婦人の会の活動に熱心にとりくんでいたそうです。「私を左と呼ぶ人間の方が右なのよ」と強がっていた在学中の姿が目に浮かび、寂しい気持ちになりました。
 中東情勢が緊迫するもとでも、自衛隊の派兵方針を変えようとしない安倍政権。9日、道労連主催のピースアクションには、緊急の呼びかけにもかかわらず150人もの方が集まりました。黙っていられないとばかり、デモでは、いつも以上の大きな声が札幌中心街に響きました。
 一人の声は小さくても、これだけ集まれば百㍍先まで声は届く。もっと世論が高まれば、政治を動かす力になる。おかしいと感じた一言や、やればできるという一言が誰かの心の扉を開くことがある。それを先輩が教えてくれて、今は私が伝えていく番です。
 戦争反対!自衛隊を送るな!思いっきり大きな声を上げて、平和に背く政治を必ず変えましょう。

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