2020年3月25日水曜日

切迫した要望に応える対策を


岩渕 友 参議院議員
「国会かけある記」

新型コロナウイルスによる影響があらゆる分野に広がっています。3月12日、畠山和也前衆院議員が様々な団体のみなさんや道民の方々から寄せられた切実な要望を持って国会に。省庁への要請に、紙智子参院議員と同席しました。経済産業省の宮本大臣政務官には、道内の中小業者の方々の切迫した実態を直接伝え、現場の要望にすぐに応えてほしいと求めました。
中小業者向けの相談窓口には、1日で1万件を超える相談が寄せられているといいます。倒産、廃業する業者も出てきており、事態は深刻です。政府は無利子・無担保の融資制度をつくりましたが、先行きが見えないなかで、借りても返せるか不安という声が広がっています。そもそも、消費税増税で痛めつけられていたところに、今回のコロナです。融資だけではなく、損失を直接補てんする対応が求められています。
経済産業委員会でも、道内の業者のみなさんの声も紹介しながら、対応を求めました。幅広い中小業者の声を聞く必要があると求めると、大臣から「頻繁に聞く機会を設けたい。そういった声を生かしたい」と答弁があり、他党の委員からも驚きの声があがりました。求めていた社会保険料の猶予と延滞料の免除についても、経済産業省のパンフレットに既存の制度が掲載され、その後、納付の猶予と延滞金の免除といった措置が講じられることになりました。引き続き、みなさんの声にこたえる、既存の枠を超えた対策を。全力を尽くします。

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