2020年9月16日水曜日

震災、林業、種作りのこと


紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


胆振東部地震の被災から2年目、9月5日は厚真町で献花し、鵡川町、安平町の仮設住宅を訪問しました。その後、液状化で宅地被害を受けた清田区に向かい要望等をお聞きました。2年間、被災した皆さんの要望を聞き解決するために、頑張ってこられた地方議員の皆さん。苦難を解決するために私もともに頑張ります。

翌日は、札幌市手稲区で自伐型林業の皆さんから、作業中の山を見せていただきながら自伐型林業の取り組みを学びました。札幌市に出没するクマが話題に、クマを山に戻すためにも人が山を手入れすることが重要であるとの意見で一致しました。

三日後の9日は、種苗法についての調査のため羽田から旭川に飛び、滝川市で北空知農民連の皆さんとの意見交換。翌日は「ヒマワリの里」北竜町まで移動し、北海道「種の会」の久田徳二会長や元北竜町農協組合長の黄倉良二顧問と合流。九州から駆けつけた田村貴昭衆院議員と私、畠山和也前衆院議員が参加して種苗法の改正や種作りについて話をお聞きしました。なんといっても「幻の黒大豆」と呼ばれた「黒千石」の原種を発見し、復活に至る努力を重ねられてきたお話には深い感銘を受けました。当麻町では有機農法と種について聞きました。有機は、まさに自家採取、自家増殖によって成り立ってきただけに法改正による影響がでます。自家増殖によって農家は地域にあった種を作ってきました。環境に優しい農業の多様性を崩してはなりません。

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