2021年6月16日水曜日

#オリンピックより命を守れ

 

紙 智子 参議院議員

「国会かけある記」


国会会期末は6月16日、野党はコロナ対策が急がれると会期の大幅延長を求めました。20日が期限の「緊急事態宣言」、東京オリンピックの是非、菅政権まかせにするのではなく国会が監視機能を果たす必要があります。

オリンピック組織委員会は、開催すれば来訪者は一日最大で34万人、8月末に新規感染者が都内だけでも1000人になる可能性を明らかにしました。5月の札幌マラソンテスト大会と、その後の感染拡大を思うと、政治が決断することは、オリンピックを中止し、いのちを優先することです。

暮らしを守る対策も急がれます。持続化給付金、家賃支援給付金の再支給、低所得者支援策、米価暴落対策など農林漁業者への支援、消費税の減税など、政府がやるべきことはいっぱいあります。

6月25日に東京都議会議員選挙が告示されます。総選挙に直結する選挙。私は5月以来、江東区に応援に入っています。オリンピック主催者である小池都知事は、菅政権と変わりません。小池知事が立ち上げた都民ファーストは知事に付き従い、自民党、公明党も知事と一緒に都立病院の独法化を推進。

コロナ病床の増床を実現させ、都立病院の拡充を求める共産党は、値打ちが光っています。あぜ上三和子都議候補の「都政に求められているのは本気で都民のいのちを守る覚悟です」との訴えが響きます。大丈夫論をはねのけて、日本共産党の躍進でオリンピックを中止し、いのちを守りましょう。


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