2021年7月21日水曜日

身近な場所にこそ日本共産党

 

「かけある記」

畠山 和也 前衆院議員


年に一度の道党会議が十八日、オンラインも併用して開かれました。笑いや涙も交えて各地の奮闘を交流しあい、何としても比例議席奪還をと私も決意表明。東京五輪・パラリンピック後の衆議院解散となれば、残り数十日でしかありません。一日一日を大切にしなければとの思いです。

「一日眠ることで空腹をしのいでいる」。学生への食料支援のなかで聞かれた言葉だといいます。別の会場では、食料を求めて列をなす学生の姿を見て「こんなに困っているのか」と涙を流すボランティアも。しかし、主体的に「政治を変えよう」と民青同盟に加わる学生が相次いでいるとの発言に、胸に勇気と希望の灯がともりました。

今年一月に出産したという女性の話を、先日うかがいました。前の子を産んだときと病院の様子がガラリと変わり、コロナ感染防止への緊張状態が伝わってきたといいます。病院の大部屋もカーテンで仕切られて母親同士の語らいもできず、ひっそりと夜に泣き声が聞こえたとのこと。「喜びの出産のはずが、初産の母親には耐えられない環境だったかも」との言葉が胸に響きました。

それに比べて、まったく胸に響かない菅首相の記者会見。国民の実態をリアルに知らないうえに五輪への執着ばかりで、ますます国民からかけ離れた存在になってしまいました。だからこそ地域・職場・学園という身近な場所で、献身的に活動する日本共産党へ寄せられている信頼。政治を変える舞台は、まさに草の根です。


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