2021年12月25日土曜日

政治を一緒に変えよう

 岩渕 友 参議院議員

「国民の願いを胸に」



 
臨時国会最終日。本会議で2020年度決算に関わって岸田首相に質問しました。20年度は東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年の年です。「東北の復興なくして日本の再生なし」と言う首相が所信表明で原発事故には触れなかったと強く批判しました。

 国会に送っていただいてから、被害にあった方々の声、原発のない社会をつくってほしいとの声を国会に届け続けてきました。党国会議員団のみなさんに背中を押してもらい、政府は原発事故の責任を果たせと迫ることができました。

 閉会日翌日の22、23日、高橋千鶴子衆院議員を先頭に、党国会議員団福島チームの調査で帰還困難区域の浪江町などに行き、住民の方々や町から話を聞きました。原発事故の被害は続いています。引き続き質問していきたいと思います。

 質問準備の過程で国土交通省の統計改ざん、二重計上が明らかになりました。森友問題で公文書改ざんを強要され、命を絶った近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻、雅子さんが国に損害賠償を求めた裁判を、政府は「認諾」という形で終わらせました。都合の悪い事実を隠ぺいする、安倍・菅政権を引き継ぐ岸田政権の姿が浮き彫りになりました。

 雅子さんが財務省に届けた抗議文にあった「ふざけるな」との怒りは、国民のみなさんの思いでもあると思います。世論調査では、8割にものぼります。こんな政治をご一緒に変えていきましょう。


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